[DECCA] W.ボスコフスキー指揮ウィーンpo. / 「1970ニュー・イヤー・コンサート」
商品コード: 1296-028
商品詳細:大DECCA最終期のミゾ無しでオリジナル。ニューイヤーコンサート1970年であるが、「Vienna Imperial」とタイトルの付いたウィーン物に仕上がっている。シュトラウス2世の曲ばかり8曲取り上げ、祝賀ムードたっぷりで、タイトル通り皇帝を讃える曲で始まり、ワルツと続き、ウィーン風情が盛り上がる。ジャケ裏のVnを持ちながらタクトを振るボスコフスキーの姿にすべてが象徴されている。華やかさに満ちた1970年のウィーンが手にとる様だ。音質良好! 1966年頃からニューイヤー・コンサートとしてのLPは発売されていたものの、タイトルはそれぞれバラバラで○年用ニューイヤー・コンサート--という記載はなかった。この1970年分からジャケットに New Year's Concert 19-- とのタイトルが付くようになる。ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの歴史は古く、1939年大晦日のにクレメンス・クラウスの指揮により初めて開催された。第2回は1941年の1月1日の正午(CET)に開催された。1986年までに登場した指揮者はクレメンス・クラウス(1939(大晦日)、1941-1945、1948-1954。計14回)、ヨーゼフ・クリップス(1946-1947。計2回)、ウィリー・ボスコフスキー(1955-1979。計25回)、ロリン・マゼール(1980-1986等)の全部で4人に過ぎないが、1987年のカラヤン以降は、同じ指揮者が2年連続して指揮することはなくなった。テレビ放送は1959年より開始された。1969年よりカラー放送となる。録音はモノラル期はクレメンス・クラウス指揮のものが1954年頃から数年分存在するが何年のための物かはっきりしない場合が多い。また数か月前のスタジオ録音を使っていた。ジャケットにニューイヤー・コンサート19**年と書かれたLPはこの1970年用が最初である。またこの録音は本当の1970年1月1日に行われた録音ではないと思われる。本当の元日のライヴ演奏が収録されたLPは1980年代に入ってからと思われる。従ってこれらDECCAのニューイヤー・コンサートと付いたLPはニューイヤー・コンサートの疑似体験をしてもらうための事前の録音であり、実際の元日の録音ではない。1980年からはロリン・マゼールに引き継がれた為発売レーベルは自動的にDECCA→DGGに移った。
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