[COLUMBIA] E.シュヴァルツコップ(s) W.ギーゼキング(pf) / モーツァルト:歌曲集

[ 1296-019 ] Mozart Song Recital– Elisabeth Schwarzkopf, Walter Gieseking ‎– Mélodies De Mozart

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商品コード: 1296-019

作品名:モーツァルト:歌曲集(16曲)/静けさはほほえみK.152, 鳥達よ年ごとにK.307, 寂しい森の中でK.308, かわいい紡ぎ娘 K.531, ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時 K.520, 夕べの想い K.523, 子供の遊び K.598, 老婆 K.517 | 夢のすがた K.530, すみれ K.476, 魔法使い K.472, 春のはじめに K.597, 別離の歌 K.519, 満足 K.349, クローエに K.524, 春へのあこがれ K.596
演奏者:E.シュヴァルツコップ(s)W.ギーゼキング(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 527
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---紺/銀音符段付, センターホール上にLongue Durée □33 1/3 Microsillon, 3時に33 1/3 Tours Minute, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 527, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XAX.784-10N/XAX.785-4N (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系の英国録音モノラル製造を示すXAX ***で始まりレコード番号を含まない英EMI型フランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 200611/M6 200490(M6 174784/M6 183675がフラット盤に存在する), 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ラウンド英EMI型本体とストレートM6スタンパーと2種併存のPathéプレス, ステレオ存在する(ASD 3858・1980年頃リリース・初期盤は存在せず), 1960年代のスタンパーを用いた1960年頃の製造分, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤存在する, フランスでこれより古いレーベル存在する, フランス最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(4N/4Nあり), RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), EMIグループCOLUMBIA系の英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレット存在せず, 表記されたジャケット番号:FCX 527, Price Code:Série de Luxe, 内ジャケに窓付き(初期タイプ), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris , 印刷:記載ないがMercure Editeur. Parisと思われる, デザイン不明, ペラタイプ存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1955年4月13-16日ロンドンEMI's Abbey Road Studiosでのモノラル録音, 録音技師:Christopher Parker, プロデューサー:Walter Legge, 英国では1956年Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1321(紺/金段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・ホタテ貝ジャッケット入り)にて初リリース, フランスでは同1956年仏COLUMBIA:FCX 527(紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤・棒付厚手ボードジャケット入り)にて初リリース→1960年頃同一番号(紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手・同一ジャケット入り)→1960年代前期・FCX 30248→1970年代前期・ 2C 061-01578→1980年代・ 1015781と変遷する, 英国では1980年にステレオテイクのマスタリングが行われ同年His Master's Voice:ASD 3858で真正ステレオ盤が初リリースされた, 但しあまりに年代が離れている為に当社ではあえてステレオ・オリジナルとはせず・モノラル録音として解釈している, フランスでステレオは未発売, 曲名に誤植あり・寂しい森の中でがK.303となっていいるが正しくはK.308, 17曲目の録音・かくしごと K.518が存在したがLPからは漏れた・CDに参入されたと思われる, これはフランスでの第2版盤がオリジナルジャケットに入るケースだがここからRIAAカーヴ盤になる, 歴史的名演!

商品詳細:1955年に出された、まるまるモーツァルトの歌曲を入れた最初の12"LPである。今の耳で聴くと、多分にシュヴァルツコップのクセが前面に出ているが、1950年代には、まだ様式などというものが行き渡っていた筈もなく、画期的な録音だった。ピアノにギーゼキングを起用したのも、モーツァルトを意識した結果か?確かにピアノに関しては、まったく文句ない。彼女の声はまだ若々しく、晩年の苦しさはない。名盤として文句無く頷ける完成度。シューベルトはエドウィン・フィッシャーでモーツァルトがギーゼキングとはウォルター・レッグも中々冴えた采配であったと感心する次第。特にモーツァルトにはもっと適役の歌手がいたのではと考えたいが、ウォルター・レッグが全ての権限を握っていた当時、自身の奥さんを主役に据えた点は致し方ないだろうと思われる。結果的にこれはこれはで歴史に残る録音になったと思われる。実際シュヴァルツコップのレパートリーの多くはレッグが決定していたそうで、そのようなことを彼女自身が語ってもいる。膨大な数のオペラや声楽を含む大作に出演し、大舞台の歌手という印象が強いのだが、ドイツ・リートを歌うシュヴァルツコップも唯一無二の存在として当時から高い評価を受けている。但しその個性的な声質から好みが大きく分かれる歌手であることは確かだろう。しかし声質は別として、シュヴァルツコップの表現能力は特別に高いレベルのものである点は間違いがない。かのフルトヴェングラーはその表現力に惚れ込み、ピアノ伴奏を自ら買って出たヴォルフの歌曲集が有名である。シュヴァルツコップはドイツ・ロマン派でその能力を最大限に発揮することは確かである。その力をモーツァルトの歌曲に注いだ録音がこのLPである。好き嫌いがあって当然だが、一度白紙の状態で改めて聴いてみると、新たなものが見えてくるという事もあるだろう。

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