[ARION] T.デュソー(pf) / ハイドン;Pfソナタ49番Op.54-3 Hob. XVI:46, 幻想曲 ハ長調Hob. XVII:4, Pfソナタ52番Op.82 Hob. XVI:52

[ 1297-048 ] Haydn, Thérèse Dussaut

通常価格:¥ 9,900 税込

¥ 9,900 税込      



商品コード: 1297-048

作品名:ハイドン;Pfソナタ49番Op.54-3 Hob. XVI:46, 幻想曲 ハ長調Hob. XVII:4 | Pfソナタ52番Op.82 Hob. XVI:52
演奏者:T.デュソー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ARION
レコード番号:30A 144
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : リブレットに本人のサインあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】----黄緑/黒土手, 2時にOETFのロゴ, 10時にMade in France, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:30A 144, Price Code:なし, (P)なし, Rights Society:DP, スタンパー/マトリクス:ARI 30144 A/ARI 30144 B (ラウンド小文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), ARIONステレオ製造を示すARI ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A2/A1, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1970年代のスタンパーを使った1972年頃製造分, 黄緑/黒土手付きレーベルの最初期分(ARIONの文字が濃紫・セカンドプレスから薄紫・狭内溝レーベルで土手付ではなくなる), これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ARION音源のARION製作仏PHILIPプレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コート中入れ, リブレット綴込, Collection Revelation ORTF, 表記されたジャケット番号:ARN 30A 144, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(黒色・白背景・上下こげ茶), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1972, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Disques Arion S.A., 印刷:Imp.Est-typo-Offset-Vincennes, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル・初の盤質7以上!】---1972年頃パリ・フランス放送局・Maison de Radio France・.Studio 106 de l'ORTF・でのステレオ録音, 録音技師:Guy Chesnais /Jean-Jacques Normand, プロデューサー:Ariane Segal, 編集/カッティングマスター:Philippe Pélissier, 1972年Disques Arion S.Aによりコピーライト登録・同年ARION:30A 144(当装丁)にて初リリース, 当社入荷2度目の希少タイトル, デュソーはARIONに少なくとも2枚の録音がある, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★, ARIONは1967年Ariane Ségal によりパリで発足したレーベルで録音技師:Claude Morel (フランスでは)他と自らのプロデュースで良質で趣味性の高いLPを製作した, 小規模ながら誇張のない自然な高音質と独自性の高い優れた企画で人気を博したマイナーレーベルである!1985年イタリアの会社Ducale S.p.A.に売却された

商品詳細:テレーズ・デュソー(1939-)はフランス・ヴェルサイユで生まれ、パリ音楽院でマルグリット・ロンとピエール・サンカンに、ドイツでロシアのピアニスト、ウラジミール・ホルボウスキーにピアノを学んだ。彼女はパリ国立高等音楽・舞踊学校、ドイツ、シュツットガルト州立大学芸術で賞を獲得している。1957年に彼女はピアノのARD国際音楽コンクールで一等賞を受賞した。卒業後、コンサート・ピアニストとして国際的なキャリアをスタートし、シャルル・シェーヌのピアノ協奏曲やレオン・モラヴィエフ、 ストローフィ、アンティストロペー、エポードなどの現代作品も演奏している。1987年から1995年まで、セヴェンヌ・フェスティバルの芸術監督を務めた。1988年から2000年の間、彼女は夏の大学で、マスタークラスを米国、ロシア、ドイツ、ウクライナで教えた。彼女の生徒の中には、ピアニストのパトリック・レヒナー、エリフ・シャヒン・ネスウェダ、ニーナ・プレシチェク、ピーター・シェディング、フェリックス・ロマンキエヴィチ、アスル・クルチ 、ソラ・ディーツィンガー、浅野まゆみがいる。デュソーは、チャイコフスキー国際コンクールとホロヴィッツ・コンペティションでも審査員を務めた。デュソーといえばFYレーベルのラモー全集だが、ARIONにも少しの録音がある。時期的にはFYレーベルの前に当たる。中でもハイドンは初入荷の希少盤で今回初めてジャケットを見ることができた。よく演奏されるソナタ2曲と幻想曲1曲の3曲入り構成。ソナタ49番や52番は古くから演奏されているので一度は聴いたことがあるはず。グールドのように飛び跳ねるような表現もあれば、バックハウスのような古典的で重量感にある表現と様々なスタイルで録音されている。デュソーは過度な偏りがなく、美的な表現としている。陰影を意識して演奏し、長調のこれらを単に明るく演出しないようにしている。曲の持つ旋律美を生かしつつ、奥行きを感じさせて曲の持つ意味を表現している。このような偏りの無さこそがデュソーの特質であり、3曲ともそれぞれの性格を加味しながら一番しっくりくるテンポや音色を使い分けている。デュソーにしかない特質は華やぎである。この1点にとどめを刺す。グールド、バックハウスらが逆立ちしても手に出来ない「華やぎ」をデュソーは持っている。当時若手だがそれこそがARIONとFYに録音を残せた理由だろう。

デュソーの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)