[COLUMBIA] L.v.マタチッチ指揮フィルハーモニアo. / ボロディン:「イーゴリ公」~序曲, 行進曲, ダッタン人の踊り, ムソルグスキー:禿げ山の一夜, リムスキー・コルサコフ:ロシアの謝肉祭序曲

[ 1297-034 ] Moussorgsky, Borodin, Rimsky-Korsakov, Matacic – Russian Easter Overture

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商品コード: 1297-034

作品名:ロシア管弦楽曲集/ボロディン(リムスキー・コルサコフ/グラズノフ編):歌劇「イーゴリ公」~序曲, ~第3幕 前奏曲「市場にて」--だったん人の行進, ~第2幕 だったん人の踊り | ムソルグスキー(リムスキー・コルサコフ編):交響詩「禿げ山の一夜」, リムスキー・コルサコフ:演奏会用序曲「ロシアの復活祭」Op. 36
演奏者:L.v.マタチッチ指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 819
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段付, 6時にMade in France, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 819, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XAX 1537-2N/XAX 1538-3N (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音のモノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 199810/M6 199811, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, EMI系英国型ラウンド本体とストレートM6スタンパーと2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造分, Disque incassableロゴ付レーベル存在せず, フランスに旧番号存在せず, 紺/銀音符内溝フラット盤存在せず, これより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのモノラル・オリジナル, original ifor mono n Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレット存在せず, 表記されたジャケット番号:FCX 819, Price Code:Série de Luxe, 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, ジュベール工房のデザイン, 棒付ボード以前の旧デザインペラジャケット存在せず, これより古いタイプ存在せず, フランスでのモノラル・オリジナル, original ifor mono n Fr.
トピックス:1958年9月ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1959年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1654/SAX 2327(未入荷)にて初リリース→1967年His Master's Voice:XLP 30070/SXLP 30070, フランスでは1959年仏COLUMBIAからモノラル;FCX 819(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SAXF 227(未入荷)にて初リリース, マタチッチの珍しいCOLUMBIA録音, モノラル・オーディオファイルと言える, 内容も大変良い, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:マタチッチのロシア作品集仏プレス。SUPRAPHONにも録音のあるマタチッチだが、大手英国レーベルに僅かながらこういった録音がある。西側の指揮者とは一味違った演奏が期待されてのことだろう。実に穏やかな曲の進め方が泰然とした大陸的スタイル。管楽器にたっぷりとソロを歌わせ、あまり派手にオケを鳴らさずとも伝わる伝統の味がある。小細工の無い悠然と構えたオケ。今でこそTV-CMなどで頻繁に耳にするようになり、クラシックファンでなくとも「だったん人の踊り」のメロディーはよくご存じだろう。なお、「だったん人」という表記には翻訳ミスがあったとされ、通称は「だったん人の踊り」だが今は原題の通り「ポロヴェツ人の踊り」として表記される。世界史でいうタタール人の事である。ボロディンの歌劇「イーゴリ公」~編曲された管弦楽作品である。しかし当のボロディンはこの作品を完成させないまま1887年に死去した。友人であるリムスキー=コルサコフとグラズノフの手により完成された。総譜には「このオペラはリムスキー=コルサコフが序幕と第1・2・4幕、第3幕の「ポロヴェツ人(韃靼人)の行進」の編曲されていなかったところを編曲し、グラズノフはボロディンが残した断片を使い、第3幕を構成、作曲し、ボロディンが何度かピアノで弾いた序曲を思い出しながら再構成と作曲をした。」と書かれている。この歌劇を補筆完成させたリムスキー=コルサコフが第2幕の第17曲「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」、「ポロヴェツ人(韃靼人)の行進」を管弦楽用に編曲し、現在、単独作品のように演奏される曲へ変化した。この2曲に第2幕の第8曲「ポロヴェツ人(韃靼人)の娘たちの踊り」を加えた3曲が組曲のようにも扱われる。マタチッチは序曲--第3幕の前奏曲--ポロヴェツ人の行進--第2幕ポロヴェツ人の踊り--と構成した組曲風でA面全てを演奏している。このあたりの構成は指揮者次第という事だろう。オペラでポロヴェツ人の踊りは合唱を伴うが、演奏会では合唱のパートを省略することが多い。マタチッチも省略しているが、合唱を含めた演奏をする指揮者もいる。ロヴロ・フォン・マタチッチ( 1899 – 1985)はユーゴスラビア出身の指揮者で日本では特に人気が高い。1956-1958年にはスウィトナーの前任としてドレスデン・シュターツカペレの音楽総監督だった。この時期からEMIへの録音が多くありフィルハーモニア管弦楽団を指揮した録音には名演とされるものが多い。英国系指揮者より大胆な爆演系のスタイルで抜群のリズム感が特徴。モノラルのFCXもぐんぐんと音が前に張り出す素晴らしい録音でモノラル・オーディオファイルプレスといい得る。どれも古典的で第一級の演奏。B面は禿山の一夜。オケがすごい火を噴いてうなる。これぞ音響を使っての迫力ではなく、モノラルの本物のオケによる演出!ドルビーサラウンドも真っ青な大迫力だ。マタチッチの歴史に残る傑作!ステレオは非常に高額!

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