[DECCA] T.ベルガンサ(s) J.プリッチャード指揮ロンドンso. / モーツァルト:アリア集/フィガロ, コシ・ファン・トゥッテ, 皇帝ティートの慈悲, コンサートアリアK.505

[ 1297-012b ] Teresa Berganza Sings Mozart, John Pritchard – Teresa Berganza Sings Mozart

通常価格:¥ 38,500 税込

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商品コード: 1297-012b

作品名:モーツァルト:アリア集/歌劇『フィガロの結婚』K.492~第1幕 「自分で自分がわからない」, 同~第2幕 「恋とはどんなものかしら」, 歌劇『皇帝ティートの慈悲』K.621~第1幕 「行こう、だが愛しい人よ」, コンサート・アリア・劇唱「どうしてあなたを忘れられようか」とロンド「恐れないで、愛する人よ」 K.505 | 歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』K.588~第1幕 レチタティーフ「無分別な人たち! 出て行きなさい」とアリア「岩のように動かずに!」, 同~第2幕 「恋は小さな泥棒」, 同~第3幕 「行ってしまう…お願いです」
演奏者:T.ベルガンサ(s)J.プリッチャード指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6045
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:両面に軽度の無音スレあり
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---大デッカ中溝ED1, 10時にOriginal Recording by~, 6時にMade in England(ラウンド), グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1963(Recording first published)・9時(最古), Tax Code:K/T(1963年7月~1968年11月を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-5784-2E/ZAL-5785-3E (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCAステレオ録音・製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):B/U, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1960年代のスタンパーによる1963年頃の製造分, ステレオの旧番号存在せず, ED1レーベルの最初期分, これより古いステレオ・レーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する(1D/1Dが最古), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:イニシャルDのJack Law, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, ステレオオリジナル, original for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 歌詞リブレットのコピー付き, 2時に黒ベース□DECCA, 表記されたジャケット番号:SXL 6045, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), (P)なし(C)1963, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・折返タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:James Upton Ltd. Birmingham & London, 折返タイプの最初期分, これより古いステレオ・タイプ存在せず, ステレオオリジナル, original for stereo
トピックス:1962年12月15/18/20/21日ロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Jack Law→Stanley Goodall, 1963年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 6045/SXL 6045(装丁)にて初リリース→1972年頃SDD 176で再版, 盤は初年度又は翌年頃リリースのステレオ・オリジナル!, 世界的人気の盤で近年SXLの入荷は激減した, 3拍子揃ったスーパーLP・ステレオ・オーディオファイル, これはマトリクスまで最初の完全初回分ステレオ・オリジナル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:世界中で超が付く人気盤になってしまったベルガンサのモーツァルト!テレサ・ベルガンサ(1933 - 2022)はスペイン・マドリードに生まれの著名なメゾソプラノ歌手。マドリード音楽院でピアノと声楽を学び、1954年に歌唱で1等賞を得ている。1955年にマドリードで初めての演奏会を開いた。ベルガンサは1957年にエクス=アン=プロヴァンス音楽祭で『コジ・ファン・トゥッテ』(モーツァルト)のドラベッラ役を歌ってオペラの初舞台を踏んだ。同年にミラノ・スカラ座にデビューし、翌年グラインドボーン音楽祭にも登場した。 1959年にはロイヤル・オペラ・ハウスで『セビリアの理髪師』のロジーナ役を歌い、以後これは彼女の代表的な持ち役となった。 1967年にはメトロポリタン歌劇場に出演して『フィガロの結婚』のケルビーノ役を歌った。ベルガンサは1964年にカーネギー・ホールで歌曲リサイタルのデビューを果たした。彼女の演奏会の主要レパートリーはスペイン・フランス・ドイツ・ロシア歌曲である。彼女はピアニストのフェリックス・ラビーリャと結婚し、多くの演奏会を開くとともに多数のレコード録音を行った。1992年、彼女はセビリア万国博覧会の開会式に参加し、さらにバルセロナオリンピックの開会式でも歌った。 1994年にはスペイン王立芸術アカデミー会員に女性で初めて選出された。1962年この録音さされたとき彼女はまだ28歳頃である。メゾソプラノという声域ながらこの録音ではベルガンサの温かみのある声、可憐な側面が良い方向に表出され、全く個性的な美しさを際立たせた唯一無二の録音となった。歌唱技術の巧みさと軽やかさが加わり、ベルガンサのモーツァルトとして一つのブランドとして一人歩きするまでになる。ベルガンサはソプラノの曲も歌えるほどの高音域に強いメゾソプラノである。ソプラノでの名演は数あるが、メゾソプラノとしての人肌に優しい音域が名盤として持ち上げられた要因と思われる。ソプラノより太く包容力のある声は何とも親和性が高く、自然で心地が良い。ステレオは世界中で人気が高く、全体に下がり気味なレコードが多いなか、高騰気味である点は致し方ない。A面最後のコンサート・アリアにはジェフリー・パーソンズのピアノ・オブリガートとともに正式名称、劇唱「どうしてあなたを忘れられようか」とロンド「恐れないで、愛する人よ」 K.505はソプラノとピアノの2重奏のための協奏曲ともいえる名曲で、モーツァルト自身がナンシー・ストレース嬢に送った恋文といわれる。 彼の自作目録には「ストレース嬢と私のために Für Madmoiselle Storace und mich」と記された。 1787年2月23日ケルントナートーア劇場で、イギリスに帰る彼女の告別演奏会が催されたとき、彼女が歌い、モーツァルトがオーケストラと協奏するピアノを弾いたと言われている。アインシュタインはこう語っている。声とピアノの対話が行なわれ、それがあまりに親密に、もつれあっているので、一小節ごとに特別な意図が感じられるほどであり、また対話があまりに綿々と続くので、曲はアリアというよりもむしろ一つのコンチェルト楽章になっている。ナンシーは『フィガロ』の初演(1786年5月1日)のときスザンナ役を演じている。「コンサート・アリアの中での古今の最高傑作」とも言われ、なかでもベルガンサ盤を超える録音はないだろう。

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