[MELODIYA] G.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト放送so./T.ニコラーエワ(pf) / プロコフィエフ:交響曲1番Op.25, 弦楽合奏のためのアンダンテOp.50bis, Pf協奏曲5番Op.55

[ 1298-035n ] Gennadi Rozhdestvensky Tatiana Nikolayeva prokofiev Symphony No. 1 / Andante For String Orchestra / Piano Concerto No. 5

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商品コード: 1298-035n

作品名:プロコフィエフ:交響曲1番Op.25「古典的」, 弦楽合奏のためのアンダンテOp.50bis | Pf協奏曲5番Op.55
演奏者:G.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト放送so./T.ニコラーエワ(pf)--(Op.55)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:Д 018751
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 10時に一部剥がれあり, 5時にシワあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのモノラル・オリジナル世代】---紺/銀DL(ダブルレター), 33 1/3 /об/mин, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-なし, TУ-なし, Repertoire group:Вторая 2-гр., Price Code:1-00, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33Д 018751 3-1/33Д 018752 2-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 1960年代のスタンパーによる1966年頃製造分, プレ・メロディアレーベル存在せず, 最厚レーベル・最古プレスである, Pf協奏曲5番にステレオ存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作, モノラル・オリジナル世代, orginal generation for mono
ジャケット:【旧ソ連でのモノラル・オリジナル世代】---両面紙ペラ(モスクワ・オールユニオン), 表記されたジャケット番号:Д 018751-2, Price Code:Цена 1 руб. 30 коп., 背文字:なし, ジャケット裏年号:Apt. なし Зак.なし, 製作/印刷:Всесоюзная студия грамзаписи. Запись, モノラル・オリジナル世代, orginal generation for mono
トピックス:交響曲1番/アンダンテ:1964-5年頃モスクワでのモノラル/ステレオ録音, Pf協奏曲5番:1963-4年頃モスクワでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1966年MELODIYA:Д 018751(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, 交響曲1番は交響曲7番Op.131「青春」のカップリングで 1967年Д 021413/C 01619にてカップリング替えリリース, Pf協奏曲5番はバルトーク:Pf協奏曲3番とのカップリングで1971年Д 031803(DLレーベル)にてカップリング替えリリース, G.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト放送so.は1962-8年にモスクワでのプロコフィエフ:交響曲全集録音をモノラル/ステレオで行った, 2曲とも当番号が最初に出た形!

商品詳細:旧ソ連で最初の一人指揮者によるプロコフィエフ:交響曲全集を完成させたのはロジェストヴェンスキーだった。1962-8年の録音である。この時期から録音は全曲録音へと舵を切ったMELODIYA当局は、もう一人の大指揮者、スヴェトラーノフとかぶらないようにロシア作品を中心に計画経済の手法を音楽にも採用した。ロシア作品が一通り終わると、その矛先はドイツ系作品にも向かい、マーラーやブルックナーなどまで網羅することになる。各曲の録音年は不明だが全7曲が1962-8年の間に録音されたことは確かである。オケは英語表記で Large Symphony Orchestra Of The Central TV And USSR Radioで、日本語に訳すと「全ソビエト連邦ラジオ・中央テレビ放送交響楽団」となるが日本では「モスクワ放送交響楽団」としている。現在は、正式名称を「P・I・チャイコフスキー記念大交響楽団」に名称変更した。改称以前も以後も慣例的に「モスクワ放送交響楽団」と呼ばれているが、英語名称に従って「チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ」(Tchaikovsky Symphony Orchestra)とも呼ばれる。当社では時代に関係なくモスクワ放送so.で統一している。全曲録音で最も信頼に足る演奏であり、現地偏重主義は好ましいとは言い難いが、プロコフィエフに関してはロシア人指揮者に有利であることは間違いのない事実。交響曲1番は交響曲7番Op.131「青春」のカップリングで 1967年Д 021413/C 01619でもリリースされたが、実はそれ以前にPf協奏曲5番とのカップリングで1年前の1966年にリリースされていた。このLPの聴きものはB面のニコラーエワによるPf協奏曲5番だろう。協奏曲録音もそこそこあるニコラーエワだがプロコフィエフ録音は少なく、ピアノ・ソナタ第8番、前奏曲 ハ長調 Op.12, No.7、『ピーターと狼』組曲(ニコラーエワ編曲)、『3つのオレンジへの恋』Op.33~「行進曲」くらいしか見当たらない。協奏曲はこの5番のみと思われる。3番などに比べ録音の多くない曲だが、高難易度のなかなかの大作といえる。1958年リヒテル/ロヴィツキ指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニーのDGG録音が知られるがやはり演奏が困難な難曲という点で敬遠されがちと思われる。5楽章構成という古典派以来の基本的なスタイルを覆すような形式を持っており、時間が長い上、ピアノは最初から最後まで独奏ピアノが鳴り続けるというピニスト泣かせの曲である。オケも壮大で交響曲的といえる。プロコフィエフらしさ全開ともいえる曲なのである。ロマンチックなスタイルで知られるニコラーエワだが実は大変な技巧を持ち併せており、この難曲を見事にロシア人ならではの感性で弾き切っている。ご興味のある方には是非お薦めしたい大作!

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