[DECCA] W.バックハウス(pf) K.ベーム指揮ウィーンpo. / モーツァルト:Pf協奏曲27番K.595, Pfソナタ11番K.331

[ 1298-021 ] Mozart - Wilhelm Backhaus Karl Bohm

通常価格:¥ 13,200 税込

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商品コード: 1298-021

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲27番K.595--1 Allegro (Cadenza: Original)--2 Larghetto-- | --3.Allegro, Pfソナタ11番K.331
演奏者:W.バックハウス(pf)K.ベーム指揮ウィーンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5123
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/銀外溝, 2時にffss耳, 12時方向にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT.5123, Rights Society:記載なし, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:CC ARL 2642-1A/CB ARL 2643-1A (ラウンド中文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCC ARL/CB ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)を指す, 補助マトリクス(3時):フランス盤にはない, 再補助マトリクス(9時):41/75, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 旧番号存在せず, フランスに金文字内溝レーベル存在せず, 銀外溝レーベルフラット盤の最初期分, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), フランスに3時はない, カッティング担当の前任者:なし, フランスにステレオ初期盤存在せず(1970年代発売), RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の仏DECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 5時に黒ベースffss DECCA RECORDS, 表記されたジャケット番号:LXT 5123, Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), (C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(フランスでは当ジャケットであると思われる), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Disques Decca. Paris, フランスではこれより古いタイプ存在しないと思われる, フランスでのオリジナル, oriinal in Fr.
トピックス:【フランス盤は入荷2度目の希少盤】---1955年5月30-31日ウィーン・レドゥテンザール(the Redoutensaal, Vienna)にてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Brown, プロデューサー:Peter Andry, 英国では1955年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCAからモノラル:LXT 5123(金内溝ツヤレーベル・フラット盤・旧デザインジャケット入り裏年号55.9)にて初リリース, 1960年ステレオ:SXL 2214(ED1レーベル)にて初リリース・非常に高額(一時20万円を超えた)→SDD 116, 余白のK.331は他に7''(VD 527)があるのみ, フランスでは1956年頃仏DECCA:LXT 5123(当装丁)にて初リリースと思われる, 仏プレスの入荷は非常に少なく完全な詳細は不明, フランスでのステレオは1971年SDD 116が最初となる, フランスLXT盤の音質もよい, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:この録音のステレオSXLは超高価な事で知られている。モノラルも驚くほど音質が良い。決してステレオの代用品ではない、モノラルの魅力溢れる録音。ステレオより数年早く発売されたようだ。27番の決定盤として有名であると同時に、ベームの指揮も文句のつけようのない見事さ。そしてソロ・ピアノの宝石のような音色は、これ以上ないと思われるほどの快さ。英/仏/独の3ヵ国から発売されており、それぞれ国の特徴が出る。1955年ウィーンで録音されたバックハウス唯一のモーツァルト協奏曲。曲はモーツァルト最後のPf協奏曲で亡くなる年の1791年に書かれた。クラリネット協奏曲K.622もこの年に書かれている。Pf協奏曲27番は変ロ長調で始まる明るい曲調ではあるが、最晩年の作品に共通する音調を示しており、深みのある名作である。バックハウスが1曲だけ選んだモーツァルトのPf協奏曲がこの曲であった。ベートーヴェン弾きであり男性的ピアニストの代表格であるバックハウスのモーツァルトの1曲はそれなりに考え抜かれたもののような気がする。若書き作品をバックハウスが弾いてもピンとこないだろう。27番だからこその録音であろう。モーツァルトの最晩年に潜む、心の機微を描けるピアニストという点で納得の選曲ではないだろうか?バックハウスの枯れ具合が上手く27番とマッチして、モーツァルトが描きたかった世界がしっかり表現されているように感じる。これら言葉で説明の難しいニュアンスがバックハウスとベームから醸し出され、聴いた人間は納得出来るのである。武骨で、無愛想なイメージのバックハウスが語るモーツァルトの最期が妙にしっくりくる。老練な役者のように細工なしでただ淡々と弾いたことにより表出する滋味こそがこの演奏の真価である。厳しさが感じられる寸前の所で止めている心憎い経験値が聴いた人の感動を誘う。名手とはそういう事がさらりと出来る芸術家なのだろう。ステレオも存在し、既に10万円を超える価格になってしまったようである。しかし1955年のモノラルが出来立てのステレオに負けるはずもなく、当然モノラルを推薦する。

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