[Les Discophiles Français] F.エティエンヌ(cl) M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ室内o.(K.622) ヴェーグQt(K.581) / モーツァルト:Cl五重奏曲K.581, Cl協奏曲K.622
商品コード: 1298-013
商品詳細:仏DFのフラット重量盤モノラル・オリジナル。ディスコ・フィルを代表する名演で、フランスの室内楽からいっても、モーツァルトの室内楽からいっても、欠かす事の出来ない代表盤である。録音も大変優れており、録音、曲、演奏、と三拍子揃った稀少盤である。状態が良いものは殆ど入荷がない。尚、K.622は1941年初回録音のSP復刻ヴァージョンと1953年2回目モノラル録音の2種が存在する。その2種の10"(K.622+K.477)もDF 2で12"も同じDF 2番号を使用するややこしい番号。12"のDF 2は全て1953年録音であるらしいという情報がもたらされた。但しスタンパーは最低1回は変更されており音質は異なる。今回パテキュラーとM6スタンパーを詳しく比較した。試聴でも大人しめの演奏で音質だった。お客様から情報をいただいた。少なくとも12"のDF 2に1941年録音は存在せず米VOX盤のみ1941年初回録音であるとのこと。確かにマスターを変えるとMスタンパーとパテキュラーは新番号に更新される場合があるので音源を示すものではない。但し異なるマスターでかなり音質の違いが存在することは確かである。同じレコード番号で同じ時期の製造の盤にこれだけの違いが出てしまうのがアナログである。同じDF 2でも10"と12"があり更に異なるマトリクスがある。そのため最近では全てのレコードの詳細情報を記載している。比較の為であり価格に反映している。お届けする盤がどの位置にあるかを提示してゆく所存である。当時のフランスのメーカーは曲が間違っていなければいいではないかという安易なスタンスだったのだろう。当LPのK.622は1953年2回目モノラル録音である。また初年度分のN°2には盤質7は存在しないと思っていただいて大きな誤りはない。1959年頃からLes Discophiles FrançaisはPathéに合併されDF 730---という番号に統一される。その際、RIAAカーヴに切り直されて黄色棒付厚手ボードジャケットに入る新しい統一ラインナップで再リリースされた。盤質が良いケースが多く、DF 初期番号より安価で聴きやすくなった。特にDF2番号で盤質の良い盤は殆どなかったので盤質の点でのアドバンテージは大きい。
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