商品コード:1298-005[Les Selections Sonores Bordas] P.オークレール(pf) / バッハ:平均律クラヴィア曲集 第1巻~(1~12曲)
商品コード: 1298-005
商品詳細:ピエール・オークレール(1905-1975)はアルジェリアのニジェール生まれのフランス人ピアニスト。1927~35年迄、パリ音楽院のノエル・ギャロンに師事。その後、J.イトゥルビとY.ナットに学ぶ。'47~'50年まで、ドイツ・ザールブリュッケンでギーゼキングにも学び、バッハを修得。仏マイナー・レーベルとしては異例のバッハ平均律全曲録音をEDICI ED 003101-4のバラ4枚に録音。バラで発売された為、4枚揃えるのは至難の技。気長にやるしかない。4枚全てが揃うと、かなり高額なセットになる。今となっては忘れ去られたピアニストだが、その芸術性はあまりに素晴らしい!全曲をバラで集める予定のない方には、1960年代にLes Selections Sonores Bordas(SSB)という超マイナーレーベルから1枚だけ出た当盤で止めるのも一つの方法だろう。この1枚はバラ全集のVol.1であるED 003101と曲目などが一致するが、EDICIと同一音源ではないと思われる。年代的に考えて別録音とするのが合理的であることと、解釈は近いがピアノの音色が異なることから別録音と判断した。この1枚が元となって新たに全曲録音へ発展したのではないかと思われる。フランス人が自慢する最もフランス的な平均律クラヴィア曲集である。やや早めのテンポで演奏され、優しく微笑んだような明るい音色はドイツ系のそれとは明らかに異なる。純フレンチスタイルで第一級の内容で似たような演奏は他にない。尚、ヴァイオリン奏者のミシェル・オークレールは血縁のない他人なので御注意を。
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