[DECCA] F.ライナー指揮ウィーンpo. / ブラームス:ハンガリー舞曲(8曲), ドヴォルザーク:スラヴ舞曲(5曲)

[ 1299-063 ] Brahms / Dvorak - Reiner, Vienna Philharmonic – Hungarian Dances / Slavonic Dances

通常価格:¥ 4,950 税込

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商品コード: 1299-063

作品名:ブラームス:ハンガリー舞曲(8曲)~第5番 ト短調, ~第6番 ニ短調, ~第7番 イ長調, ~第12番 ニ短調, ~第13番 ニ長調, ~第19番 ロ短調, ~第21番 ホ短調, ~第1番 ト短調 | ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第1集Op.46~第1番 ハ長調, ~第3番 変イ長調, ~第8番 ト短調, スラヴ舞曲第2集Op.72~第2番 ホ短調, ~第1番 ロ長調
演奏者:F.ライナー指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5609
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---銀中溝, 12時にMade in England, 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffss耳マーク, グルーヴガード厚手, Rights Society:BIEM/MCPS, (P)1960(Recording First Published), TAX Code:E/T(1959年4月~1960年9月を示す)・最古, スタンパー/マトリクス:ARL-4929-2A/ARL-4930-1A (ストレート小文字マトリクス・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)を示す, 補助マトリクス(3時):H/H, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1960年代のスタンパーによる1960年頃の製造分, 10"/旧番号存在せず, 金内溝/外溝レーベル存在せず, これより古いモノラルレーベル存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する(B/Bが最古・希少), カッティング担当の前任者:なし(ステレオは別担当), ステレオ存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., モノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---ラウンド折返表コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:LXT 5609, Price Code:なし, 背文字:なし(ジャケ裏面側にあり・これも初期タイプ), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1961, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:St.James Press.London & Edenbrdge, ラウンド折返しタイプ(ホタテ貝)の最初期分, これより古いタイプ存在せず, モノラル・オリジナル, original for mono
トピックス:1960年6月12/13/16/19日ウィーン・Sofiensaal・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Peter Atwood, プロデューサー:Christopher Raeburn, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher, 1961年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCAからモノラル:LXT 5609(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SXL 2249(ED1レーベル)にて初リリース, モノラルは当社初入荷の希少タイトルでステレオは未入荷, これはモノラルの初年度リリース分オリジナル, ライナー/ウィーンpo.の超珍品!モノラルの音質は文句なしのモノラル・オーディオファイルプレス, 良い意味でミスマッチの面白さがタップリ味わえる録音でエンターテイメント性の高い録音!

商品詳細:1960年ウィーン・ゾフィエンザールにフリッツ・ライナーが現れ、こんな録音をしていた。当時既に米国シカゴso.のシェフとして活躍していたライナーだがおかしな録音が行われた。もともとハンガリー生まれのフリッツ・ライナー(1888- 1963)がドヴォルザーク:スラヴ舞曲を演奏しても変ではないが、何故全く関係の無いウィーンpo.とDECCA録音なのか? この年ライナーはウィーンpo.とヴェルディ:レクイエムを録音している。また1956年にはRCAだがウィーンpo.とリヒャルト・シュトラウス:死と変容/ティル・オイレンシュピーゲルの録音がある。プロデューサーはジョン・カルショウ(表記はChristopher Raeburn)が担当している。これは同じ頃カラヤンがウィーンpo.とブラームス1番などをRCAに録音したものと同じジョン・カルショウ/DECCAチームによる録音群で、内容によりDECCA発売をRCA発売に振リ分けた録音の一つである。この録音についてはDECCA発売となったという事である。この録音の面白さはなんといってもフリッツ・ライナーとウィーンpoの組み合わせであり、イメージとしてはどう考えてもミス・マッチなはずであるが実際は?という点に尽きる。案の定ライナーは非常に早いテンポと抑揚で指揮棒を振り、どこまでも冷徹でショーピース的な音を要求する。米国のスタイルをウィーンに持ち込んで試したという志向だろう。ジョン・カルショウの面白半分のアイディアだったかもしれない。流石ウィーンpoはライナーの要求をかなり実現している。こんな演奏はウィーンpo.の歴史でも初めてではないだろうか。ライナーの要求はサーカスの道化師じみており、生理的にウィーンpo.には受け付けられないような演奏である。しかし流石にウィーンpoはプロ組織である。出来うる範囲で道化師じみた演奏をやっているのである。そここそがこのLPの面白さであり、ライナー/ウィーンpo.共演の意味だろう。

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