[DECCA] E.クライバー指揮パリ音楽院o. / チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」

[ 1299-056pb ] Tchaikovsky, Erich Kleiber Conducting L'Orchestre De La Société Des Concerts Du Conservatoire De Paris – Symphony No. 6 In B Minor "Pathetique" Opus 74

通常価格:¥ 2,200 税込

¥ 2,200 税込      



商品コード: 1299-056pb

作品名:チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」/第1楽章 Adagio - Allegro Non Troppo-- | --第2楽章 Allegro Con Grazia-- 第3楽章 Allegro Molto Vivace--第4楽章 Adagio Lamentoso
演奏者:E.クライバー指揮パリ音楽院o.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2888
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面1時に小7+7回出る点→6, B面9時に小中3回出る点→7
レーベルタイプ:【英国での第2版】---金外溝, 12時にMade in England, 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffss耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT.2888, Tax Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す)・N/Tあり, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1870-7AR/CA ARL 1871-7AR (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない英国型英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):CB/BG, 再補助マトリクス(9時):42/7, カッティング担当者:イニシャルAのGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)/RはRIAAカーヴに切り直したことを示すが年代的にあり得ない・実験的措置と思われる, 1950年代製造のスタンパーによる1956年頃製造分, 金内溝レーベル・フラット盤が存在する(1954年分), 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクスは存在する(少なくとも4A/4Aあり), RIAAカーヴである(通常金内溝レーベルはそうではないがこれは例外的な実験と思われる), ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, 第2版, 2nd issue
ジャケット:【英国での第2版】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:LXT 2888, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:R.S.1.56, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:R.S.1.54(当ジャケットではない・旧デザインあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:R.S.---Robert Stace Ltd. London, 折返両面紙ペラの旧デザイン存在する, これより古いタイプ存在する, 英国での第2版, 2nd iddue in UK.
トピックス:1953年パリ・メゾン・ドゥ・ラ・ミュチュアリテでのモノラル録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John Calshaw, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher , 1954年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年1月DECCA:LXT 2888(金内溝レーベル・フラット盤・当ジャケット入り)にて初リリース, 1957年頃番号変更されLXT 5370で再リリースされる, E.クライバーがパリ音楽院o.を振った珍しいパリ録音, 仏DECCAも同一番号でリリースされた, チャイコフスキー:交響曲4番の録音もあり(LXT 2511)・5番はない, これは1956年頃製造の金外溝レーベル第2版盤が1956年1月製造の新デザイン第2版ジャケットに入るケースで初期盤, オリジナルより2年遅れの初期!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:珍しいクライバー/パリによる「悲愴」。冒頭から只ならぬ空気が立ち込め、やがて霧の中から浮かび上がるようにゆっくりとオケが動き出し、あのテーマに辿り着く。そこまでの間がまるで他の演奏と異なり、これから何か凄い事が起こりそうな雰囲気。全体的にテンポは遅く、演奏はシンプル。しかし場面ごとに変化するテンポは絶妙で、ダイナミックレンジが関係ない程の名人的オケ捌きが登場。まさに超名演。殆ど入荷の無いレア盤。1954年初出。E.クライバーのチャイコフスキーは最初期の1949年7月に4番の録音がある。オケはどちらもパリ音楽院o.、「悲愴」がカルショウのプロデュースに対し、4番はヴィクター・オロフ。SP期のクライバーを知る人に言わせればLP録音は生ぬるいとなるが、1940年代既にこの現代感覚を先取りして一瞬の隙のない仕上げは見事。息をもつかせぬ緊張感は是非CD時代の指揮者に聴いて欲しい。エーリヒ・クライバー(1890~1956)はウィーン生まれ、第二次世界大戦前にはベルリン国立歌劇場の音楽総監督として、ベルクなどの当時の現代音楽を積極的に紹介。その後ナチと衝突した為、息子カルロスを連れ、南米へと活動の本拠を移した。戦後はヨーロッパ楽壇に復帰したが、ドイツを中心に本格的な活動を始めたばかりの時期に亡くなってしまう。カルロス・クライバーが父の意思を継いでDGGに残した録音の数々はクライバー家の復興を体現した。1949年ー1955年の間にベートーヴェンの交響曲は、第2/3/5/6/7/8/9番の7曲(第8番は第2楽章のみ)のスタジオ録音がある。チャイコフスキーも4/6番の録音があり、ベートーヴェン同様、圧倒的な凄まじさを感じられる名演といえる。古い録音だが音質は問題ない。

クライバーの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)