[COLUMBIA] I.マルケヴィチ指揮フランス国立放送o.cho. / チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」, ボロディン:ダッタン人の踊り, ムソルグスキー:禿山の一夜
商品コード: 1299-032p
商品詳細:過去にFCX 349が一度入荷しただけ。33CXは1954年の発売(モノラルのみ)。A面がロメオとジュリエット。B面の頭に、すっかり有名になった「イーゴリ公:韃靼人の踊り」が、オケと合唱で入る。ここがこのLPのハイライト。オケも合唱もフランスのもので、ロシア色は無いが、逆に洗練された、より上質な印象を受ける。フランス語の合唱も非常に良い。そして、「禿山の一夜」のうねるようなオケへと続く。フランス放送o.の地を揺るがすような粘りのあるオケが何より聴きどころ。モノラル録音大迫力!だったんの踊りはクリュイタンスより良いかもしれない。パリでのモノラル録音は圧倒的に素晴らしい!だったん人の踊りではオケ版が多い中マルケヴィチは合唱付きの第17曲を演奏。第8曲の「だったん人の娘の踊り」と第17曲の「だったん人の踊り・合唱付き」を合わせて「だったん人の踊り」と呼ぶ場合と演奏会などでは第2幕終わりの第17曲のみを「だったん人の踊り」として演奏する場合もある。その場合合唱が省略されるなど、指揮者次第で数種のケースが存在する「だったん人の踊り」。I.マルケヴィチ指揮フランス国立放送oは第17曲のみを「韃靼人の踊り」・合唱付きとして演奏しているようである。満足いただけるロシア・管弦楽曲集となっている。
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