[Discothèque Nationale de Belgique] S.ミラノヴァ(vn) R.デフォセス指揮ベルギー国立o. D.ミラノヴァ(pf)/ 1967年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ヴァイオリン部門2位)

[ 1300-061 ] Stoika Milanova, Ravel, Shostakovich – Concours International Reine Elisabeth 1967 Vol. II

通常価格:¥ 16,500 税込

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商品コード: 1300-061

作品名:1967年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ヴァイオリン部門2位)/ラヴェル:演奏会用狂詩曲「ツィガーヌ」(Pf伴奏版), ショスタコーヴィチ:Vn協奏曲第1番Op.99--Nocturne--Scherzo-- | --Passacaglia - Andante--Burleska - Allegro Con Brio
演奏者:S.ミラノヴァ(vn)R.デフォセス指揮ベルギー国立o. D.ミラノヴァ(pf)--(ラヴェル)
プレス国:ベルギー, Belgium
レーベル:Discothèque Nationale de Belgique
レコード番号:30 102
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ベルギーでのオリジナル】---赤白/黒内溝, 9時に33 1/3, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:108701=2 A 30102=2 A/108701 B 30102 B (ラウンド小文字スタンパー・Discothèque Nationale de Belgique/DGGタイプ), Discothèque Nationale de Belgique録音モノラル製造を示す10***で始まリレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:1Ⓟ G7 ◇ W B1/1 F7 ◇ K A2, 再補助マトリクス:両面にMade in Germanyの刻印, 1967年7月/1967年6月製造のスタンパーを使った1967年頃製造分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, エリザベート王妃国際音楽コンクール音源のDiscothèque Nationale de Belgique製作DGGプレス, 工場Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I, オリジナル, original
ジャケット:【ベルギーでのオリジナル】---コンクールデザイン両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:30.102 Volume Ⅱ, Price Code:なし, 背文字:なし, (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Discothèque Nationale de Belgique , 印刷:記載なし・ベルギー製, これより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---1967年エリザベート王妃国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で2位入賞した際の記念モノラル録音, 録音詳細不明, Discothèque Nationale de Belgiqueは1970年以前のコンクール録音の専門レーベル, これは初年度リリース分オリジナルでこの時期まだモノラル録音だった, 1970年頃からベルギーDGGに変わりステレオ録音になる, 当音源はエリザベート王妃国際音楽コンクール財団所有音源で他のレーベルからは出ていない為希少!1970年以前のコンクール音源はモノラルであったと思われる, ミラノヴァのデビューLPとなる!

商品詳細:1967年エリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝したのがラトビアのフィリップ・ヒルシュホルン(ソ連代表)だったが、2位はブルガリア代表として参加したストイカ・ミラノヴァだった。ミラノヴァの為にDiscothèque Nationale de Belgiqueは記念録音を行い、Volume 2として30 102の番号で2曲入りLPとして出たものがこれである。この時、ギドン・クレーメルが第3位、ジャン・ジャック・カントロフが第6位であった。入賞記念のLPがコンクール公式レーベルにて発売されたのが当LP。曲はラヴェル:演奏会用狂詩曲「ツィガーヌ」(管弦楽版)とショスタコーヴィチ:Vn協奏曲第1番の2曲。女性ヴァイオリニストのストイカ・ミラノヴァ(1945-)はブルガリア・プロヴディフの生まれ。3歳よりヴァイオリン教師だった父トレンダフィル・ミラノフの指導を受け、1964年から1969年までソフィアのブルガリア国立音楽院で学んだ。その後モスクワの国立チャイコフスキー音楽院で学び、ダヴィッド・オイストラフに師事した。1961年ブルガリアのコンクールで優勝。 1967年のエリザベート王妃コンクールで第2位(当録音)。1970年のカール・フレッシュ・コンクールで優勝。ソリスト、リサイタリストとして国際的なキャリアをスタートさせた。プロコフィエフの2つのヴァイオリン協奏曲の録音は、フランスのシャルル・クロス音楽院からディスク大賞を受賞した。1968年、バース音楽祭に出演し、ユーディ・メニューインやピアニストのクリフォード・カーゾンと共演。1970年代にはソリストとして主要なオーケストラと共演。1971年、サー・コリン・デイヴィス指揮BBC交響楽団とメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を演奏し、プロムスにデビュー。1975年、1976年には読売日本交響楽団と日本ツアーを行い、1976年には香港芸術祭でソリストとしてハレと共演し、オーストラリア・ツアーで特に成功を収め、1978年には初めてアメリカとカナダに出演した。演奏活動は1970年代から1980年代初頭にかけて最盛期を迎え、2000年代に入っても頻繁に演奏活動を続け、2005年から2010年までベネズエラ国立音楽院で教鞭を執り、以後母校のブルガリア国立音楽院で後進の指導を続けている。日本でも人気の女性ヴァイオリニスト。Harmonia Mundiの人気LPとなる録音を残した。これは彼女の公式デビューLPとなるが勿論商用録音ではない。Discothèque Nationale de Belgiqueというコンクールの公式レーベルのみ発売なのでプレスは非常に少ない。ミラノヴァの演奏は当時22歳とは信じがたい堂に言ったもので「ツィガーヌ」の無伴奏のまま数分間演奏されるソロは圧巻で曲の途中からピアノが入ってくるまで正に独壇場のごとく空気を支配した。ピアノは姉妹で当時から活動していたドーラ・ミラノヴァ。年齢不詳の為、姉か妹かは不明。ドーラはCD期になってからソロ録音を発売している。ストイカ・ミラノヴァのスタイルはオーソドックスだが平凡ではない。全体にスラブ系特有の暗さが根底にあり、からりと晴れたラテン系とは正反対のタイプといえる。パンチはあまり出さず「根暗な品格」とも言える不思議な魅力を持つ。どこか懐かしさや、「つつましい情熱」が感じられ日本人には親しみが感じられる感性といえる。姉妹デュオの完成度は高い。メインとなるショスタコーヴィチの協奏曲は聴きなれない曲だが、ミラノヴァの演奏は不思議と引き込まれる物がある。曲の良さというよりミラノヴァの感性が全面に出た演奏のように感じる。

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