商品コード:1300-060[Discothèque Nationale de Belgique] P.ヒルシュホルン(vn) R.デフォセス指揮ベルギー国立o. / 1967年エリザベート王妃国際音楽コンクール(ヴァイオリン部門優勝)
商品コード: 1300-060
商品詳細:フィリップ・ヒルシュホルン( 1946 - 1996)はラトビア・リガの生まれのヴァイオリン奏者。ダルシン音楽学校でヴァルデマール・ストゥレステプにヴァイオリンを習った後、レニングラード音楽院でミハイル・ヴァイマンに師事。1967年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝し、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ガリー・ベルティーニやユーリ・テミルカーノフといった名指揮者たちと共演する機会を得て名声を確立していった。また、マルタ・アルゲリッチ、ブリジット・エンゲラー、ミッシャ・マイスキー等の名手たちとの室内楽演奏でも高く評価された。 1973年からベルギーに移住し、ブリュッセル音楽院やユトレヒト音楽院等で後進の指導にもあたった。メジャー録音が少なく日本では知られていない。これはその1967年のエリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝記念に録音された2曲である。1970年以前のエリザベート王妃国際音楽コンクール録音はDiscothèque Nationale de Belgiqueというレーベルから出ていた。ヒルシュホルンの商用録音の入荷はない。細身だがデリケートな表情で細かいヴィブラートが絶え間なく続くスタイルの演奏。パワーより表現重視のスタイル。コンクール後の活躍が不明。日本へも来演したこともあるらしい。録音より演奏活動が中心だったようである。過密スケジュールで疲労してしまったのか、1970年代に入ると神経痛に悩まされるようになり、1973年にベルギーに移住してからは、ブリュッセル音楽院とユトレヒト音楽院での後進の指導に当たった。門下生には、フィリップ・グラファンやジャニーヌ・ヤンセン等がいる。クレーメルの作ったロッケンハウス音楽祭にも参加していた。録音は、室内楽のメンバーとして参加している録音しかないようである。この優勝記念録音こそ唯一の主役を張った録音という事になる。1960年代後期でこれだけのデリカシーあふれた演奏は貴重!B面のサン・サーンスは録音が少ないVnとPfのための技巧的作品!
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