商品コード:1300-046p[MELODIYA] E.スヴェトラーノフ(pf) / ショパン夜想曲選集(8曲)
商品コード: 1300-046p
商品詳細:有名な指揮者エフゲニー・スヴェトラーノフはピアニストとしての顔を持つ。少なくともLP5枚程度の録音がある。これはその中でも得意とするショパンの夜想曲選集。同じころ夜想曲が2曲入ったショパン・リサイタルの録音もあった(C10 19073)。その入荷は10数年前なので曲がダブるか不明。すべてのロシア人交響曲を録音しようとしたスヴェトラーノフがピアノでも大物ピアニスト級の演奏をしている。ピアノだけでも有名になれたはず。なんと才能に恵まれた音楽家だろう。まるでオーケストラを指揮するようなスケールの大きさだけでなく、曲の要所をぐっと掴んで聴く者の心を掴んで離さない!エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928 - 2002)はモスクワ生まれ。グネーシン記念音楽学校でピアノを学び、その後グネーシン音楽大学でニコライ・メトネルの弟子のマリア・グルヴィチャの下で学ぶ。その後で作曲をミハイル・グネーシンについて学ぶ。1951年にピアノ専攻で同音楽大学を卒業後、モスクワ音楽院に入学する。オペラ管弦楽指揮をアレクサンドル・ガウク、作曲をユーリ・シャポーリンについて学ぶ。1954年、音楽院第4学年の時からモスクワ放送交響楽団で指揮を開始する。1955年からボリショイ劇場の指揮者となり、1963~1965年には主任指揮者。1965年からソ連国立交響楽団(現ロシア国立交響楽団)首席指揮者に就任。1979年からロンドン交響楽団客演指揮者も務めた。指揮者としてスヴェトラーノフはグリンカ以降の全てのロシア・ソビエト連邦の交響楽を録音するという念願をあと一歩で果たせなかったが、かなりの数のライブ録音やスタジオ録音に成功した。アレンスキーの交響曲全集、カリーンニコフの管弦楽曲全集、ミャスコフスキーの交響曲全集などは貴重な遺産である。モソロフの《鉄工場》、ショスタコーヴィチの《森の歌》等のライブ録音は、この指揮者の特徴を端的に示した演奏として名高い。スヴェトラーノフはロシア人の指揮者として、ロシア人による交響作品全曲をレパートリー化した最初の存在である。ピアニストとして得意としたラフマニノフやメトネルの影響を濃厚に受けている。
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