商品コード:1300-043n[MELODIYA] N.ペトロフ(pf) / プロコフィエフ:Pfソナタ1番Op.1, Pfソナタ5番Op.38, Pfソナタ7番Op.83

[ 1300-043n ] Prokofjew / Nikolai Petrow – Die Klaviersonaten - Sonate Nr. 1 F-moll Op. 1 / Sonate Nr. 5 C-dur Op. 38 / Sonate Nr. 7 B-dur Op. 83


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商品コード: 1300-043n

作品名:プロコフィエフ:Pfソナタ1番Op.1, Pfソナタ5番Op.38 | Pfソナタ7番Op.83
演奏者:N.ペトロフ(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:C10 06197
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】----青/銀SL(シングルレター), 外周1.5cmの盛上り, CTEPEO ○○33, グルーヴガード厚手, Rights Society:記載なし, ГОСТ 5289-73, TУ-なし, Repertoire group:Вторая-2гp.., Price Code:1-20, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:C10 06197 4-1/C10 06198 4-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), プレ・メロディアレーベル存在せず, DL(ダブルレター)レーベル存在せず, 1970年代スタンパーによる1975年頃の製造分, ГОСТがある場合ГОСТ 5289-73が最古(当盤), 最古レーベル・最厚プレスである, モノラル存在せず, 露表記・国内仕様, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作, オリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】----表半ツヤペラ(モスクワ・オールユニオン), 表記されたジャケット番号:33C10 06197-8, Price Code:Цена 1 руб. 45 коп, 背文字:なし(国内仕様に多い), 露語表記・国内仕様, ジャケット裏年号:Apt.36-8 Зак.なし, (C)なし, 製作/印刷:Всесоюзная студия грамзаписи. Запись, 折両面コートペラタイプ存在せず, オリジナル世代, original generation
トピックス:【初入荷に希少番号】----1975年頃モスクワ・メロディア・スタジオでのステレオ録音, 録音技師:Valentin Scoblo, プロデューサー:Konstantin Kalinenko, 1975年MELODIYA:C10 06197(SLレーベル)の当装丁にて初リリース, これは初演度リリース分オリジナル, 当番号にDLレーベルは存在せず, 当社初入荷の希少番号, MELODIYAで最初にプロコフィエフのソナタ全曲を録音したピアニスト(1972-75年にかけてモスクワ・メロディア・スタジオで録音), 1979年ETERNA:827 271でもリリースされた, 3/8番:CM 03499・4/6番:S10—06199・1/5/7番:S10—06197・2/9番:CM 03491で全て, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★

商品詳細:ニコライ・ペトロフ(1943- 2011)はモスクワ生まれ。1949から1961年までモスクワ音楽院付属中央音楽学校で学び、1961年から1966年までモスクワ音楽院、1966年から1968年まで同音楽院研究科で学んだ。音楽院ではヤコフ・ザークに師事したネイガウス一派である。在学中の1962年には、 ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールに参加し第2位、1964年にはエリザベート王妃国際音楽コンクールに参加して第2位を受賞した。これらコンクールに参加してソビエト国外にデビューした後、幅広く国際的に活動を展開した。1966年のチャイコフスキー国際コンクールにも参加していたものの、手の故障のために本選を棄権した。そのときの第1位は当時16歳のグリゴリー・ソコロフであった。ロシア音楽を得意とし、世界初録音のプロコフィエフ・ピアノ・ソナタ全集を含む広いレパートリーを持つ。2011年5月に演奏旅行で訪問していたベラルーシで脳卒中に倒れ、68歳で亡くなった。佐藤泰一氏も著書の中で「プロコフィエフのスペシャリストといえばペトロフをおいて他にはいない」と書いている。杉田正徳氏のコメントも紹介している。「ペトロフの演奏の特長は澄んだ河の流れのように明るく、そして輝く音」「彼の特長をよく表しているのはプロコフィエフのソナタ8番である。--」。ペトロフ以前にはリヒテルがプロコフィエフの解釈者として一世を風靡した時期もあった。リヒテルに何かしらの古めかしさを感じてしまう方にはペトロフのプロコフィエフは新しい指標となろう。ペトロフは当時から「ソビエトを代表するピアニスト」として国家的に押し出されていたようである。若干30代にして当時のメロディアからプロコフィエフのソナタ全集を録音したということからも国家的に期待されていたはずである。1950年代まではミスタッチもご愛敬とされていたが、ペトロフは超難曲を怒涛の勢いで一切のミスタッチもなく弾き切るという超人的な技巧の持ち主である。リヒテルの時代に不可能とされていたことをやってのけた新世代のピアニストの先駆者である。オリンピックでも技の難易度は年々高くなっている。ピアノの世界でも同じ現象が起きている。その先端にいるのがロシアンスクールである。そのペトロフも2011年に亡くなった。ロシアの重戦車との異名を持った巨漢であった。「日本にはもう10回以上は行っていますね」と2007年のインタビューで答えていた。

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