商品コード:1300-023[DECCA] E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo., ロンドンpo.cho. / ストラヴィンスキー:詩篇交響曲, 火の鳥
商品コード: 1300-023
商品詳細:ストラヴィンスキー(1882-1971)はショスタコーヴィチと並んで、現代作曲家の中で珍しく普通のクラシック音楽として定着している。バレエ音楽「火の鳥」は、1910年ロシア・バレエ団の委嘱による最初の作品で、彼の名を一躍世界的にした。その後1919年、管弦楽用の組曲に編曲され、当盤はその組曲を収録。静かに始まるが、そのあまりの鮮烈さに、これが本当にモノラルかと驚くほどの完成度。アンセルメでなければ出来なかったスタイル。希少なモノラル録音!詩篇交響曲はイーゴリ・ストラヴィンスキーが1930年に作曲した合唱付きの交響曲である。歌詞はラテン語の詩篇によっている。彼の作風が新古典主義に傾倒していた頃の作品である。セルゲイ・クーセヴィツキーの委嘱により、ボストン交響楽団の設立50周年を記念して作曲された。しかし世界初演は1930年12月13日にブリュッセルにおいて、エルネスト・アンセルメ指揮のブリュッセル・フィルハーモニック協会(Société Philharmonique de Bruxelles)によって行われた。直後の12月19日にクーゼヴィツキーとボストン交響楽団がアメリカ初演を行っている。こちらはスイス・ロマンドo.ではなくロンドンpo.とロンドンpo.付き合唱団により録音された。アンセルメは組曲としての「火の鳥」を1946年12月にロンドンで初回SP録音、1950年10月にはジュネーヴでの2回目モノラル録音している。当録音は1950年録音分。詩篇交響曲も1947年12月と1950年と2回の録音があるが、この録音は実際に2回存在するのかどちらかが誤りなのか不明。1950年頃からアンセルメのスタイルが完成されていたことは驚きである。
アンセルメの在庫一覧へ