商品コード:1301-052[PHILIPS] H.シェリング(vn) E.v.ルモーテル指揮モンテカルロ国立歌劇場o. / ラロ:Vn協奏曲第2番「スペイン交響曲」Op.21, ラヴェル:演奏会用狂詩曲「ツィガーヌ」(管弦楽版)
商品コード: 1301-052
商品詳細:シェリングがモナコ公国・モンテカルロo.と入れた録音。ヘンリク・シェリング(1918-1988)はユダヤ系ポーランド人で、メキシコに帰化したヴァイオリニスト、作曲家。ワルシャワ出身。7才で既にフーベルマン、カール・フレッシュ等からの薫陶を受けた。パリではティボーにも教えを受け、フランコ=ベルギー派の一人として最高レベルの芸格と経歴を持つ。第二次世界大戦中は、ポーランドへ亡命、政府のために通訳を務めるかたわら、連合国軍のために慰問演奏を行う。メキシコシティにおける慰問演奏の合間に、同地の大学に職を得、1946年にはメキシコ市民権を得た。その後は教育活動に専念したが、1954年に演奏家として転機が訪れた。ニューヨーク市におけるデビューが極めて高い評価を得、余生を幅広い演奏活動のうちに過ごすようになる。'70年代に入ってからはグリュミオーと人気を二分する程で、その音色にも更に磨きが掛かったようだ。Philipsの録音は大体成功していて、外れはない。これ程までにノーブルなラロもあまりない。主な使用楽器は1743年製グァルネリ・デル・ジェス「ル・デューク」。この曲のイメージさえ変わる、美演!1960年代後期にPHILIPSに移籍してからグリュミオーと共にPHILIPSの看板ヴァイオリン奏者として1970年代のPHILIPSに多くの録音を残した。PHILIPS以前のMERCURY録音も欧州ではPHILIPSで発売されたので1960年代からシェリングはPHILIPSの専属という印象が強い。
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