[PHILIPS] H.シェリング(vn) A.ドラティ指揮ロンドンso. / メンデルスゾーン:Vn協奏曲Op.64, シューマン:Vn協奏曲

[ 1301-051t ] Henryk Szeryng, Mendelssohn / Schumann - London Symphony Orchestra, Antal Dorati – Violinkonzerte

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商品コード: 1301-051t

作品名:メンデルスゾーン:Vn協奏曲Op.64 | シューマン:Vn協奏曲ニ短調Op.Posth
演奏者:H.シェリング(vn)A.ドラティ指揮ロンドンso.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:838 417 LY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでの第2版】---赤/銀3本線土手, グルーヴガード厚手, 枠内にSTEREO 33 1/3 ○○, 枠内3時にMade in Holland(銀文字), Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:AA 838 417 1Y 1 670 1114/:AA 838 417 2Y 2 670 121 04 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS製造を示すAA***で始まりレコード番号をを含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, オランダの670の刻印はPolyGram Record Service B.V.Baarn.でマスターが製作されたことを示す, 1960年代のスタンパーを用いた1968年頃の製造, 旧番号存在せず(蘭MERCURY存在せず), オランダにHI-FI STEREOレーベル存在せず, アズキ/銀3本線レーベル存在せず, 赤/銀3本線土手で更に濃い赤の厚い盤存在する, フラット盤存在せず, これより古いレーベル存在する, 最古レーベルと同一デザインだが最古レーベルではない・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在すると思われる, PHILIPSにモノラル存在せず(米/仏MERCURYにはあり), RIAAカーヴである, MERCURY音源の蘭PHILIPS制作プレス, カッティングマスター:PolyGram Record Service B.V.Baarnの技師, 工場:Philips Phonografische Industrie, 英語表記・蘭・英語圏流通分, オランダでの第2版, 2nd issue in Nl.
ジャケット:【オランダでの第2版】---表コートペラ, 9時にPHILIPS, 表記されたジャケット番号:838 417 LY, Price Code:Ⓓ, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載内ないがオランダでは当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:N.V. Philips Phonografische Industrie, 印刷:記載なし・オランダ製, 三方開厚紙両面コート背灰貼ジャッケット存在する, オランダでこれより古いタイプ存在する, 独語表記・独語圏流通分, オランダでの第2版, 2nd issue in Nl.
トピックス:1964年7月3・5日ロンドン・ワトフォード・タウン・ホール(Watford Town Hall, London)でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師: Robert Eberenz, プロデューサー:Harold Lawrence, MERCURY所有音源, 米国では1965年 Mercury Record Corporationによりコピーライト登録・同年MERCURY:MG 50406/SR 90406(赤/浅中溝Living Presenceレーベル・グルーヴガード厚手盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1965年ステレオのみ英PHILIPS:SAL 3504(アズキ/銀HI-FI STEREOレーベル)にて初リリース, オランダでは1965-6年頃英国マスターを基にステレオのみPHILIPS:838 417 LY(赤/銀3本線土手レーベル・三方開厚紙両面コート背灰貼ジャッケット入り)にて初リリース→1968年頃同一番号・赤/銀3本線土手レーベル・表コートペラジャケット入り(当盤)→1981年6527 061---と変遷する, フランスでは1965年頃仏MERCURY:120 575 MLL/130 575 MLY→1973年頃頃5838 417--と変遷する, MERCURYにはモノラルが存在するがPHILIPSにはモノラルが存在しないと思われる, 英PHILIPSのみHI-FI STEREOレーベル存在するが4万円超えの高額盤!オランダにはHI-FI STEREOレーベル/アズキ/銀3本線レーベル存在せず, これは1968年頃製造のオランダでの第2版となる

商品詳細:1960年代前期頃から米MERCURYは看板指揮者のドラティを使ってロンドンso.との録音が多くなる。そして協奏曲の共演の多くがヘンリク・シェリングという組み合わせが多かった。シェリングは仏ODEON時代からややスタイルが変わり、SP期に近かった1950年代特有の情感がかなりそぎ落とされ、誰の耳にも欠点のない完全なプロポーションを持った演奏に方向を変更してゆく。恐らく米国市場をにらんだMERCURY側の要望だったと思われる。ドラティもまたテンポは変えずにきっちりメロディーラインを描く楷書的なスタイルで名声を得た指揮者である。同じ方向性を持った二人の演奏は広い市場に受け入れられ瞬く間に人気のレコードとなっていった。同様の傾向は時代的なものであり、あのシゲティでさえ同じような事をMERCURYから求められたと思われる。かくしてMERCURY録音は個人の意匠を排除した、狂いのない完全なプロポーションを持つスタイルと高音質録音で1960年代を席巻してゆくことになる。オールドファンからすればこのような傾向は物足りなさを感じるかも知れないが、MERCURYのこの戦略に他のレーベルも追従していき、世界的な趨勢になってゆく。1970年代に入るとこの傾向は強化され、より味わいを欠いたものへと流れることになる。シェリングは4大協奏曲を全て複数回録音しているが、メンデルスゾーンとシューマンの2曲はこれが初回録音となった。メンデルスゾーンの2回目は1976年のハイティンクとのPHILIPS録音でこれより薄味の演奏となる点は否めない。またMERCURYのLiving Presence・シリーズは超高音質録音として有名で、欧州盤ならば高音質のまま聴きやすい音質のプレスとして重宝するLPとなる。もちろんPHILIPS各国から同様のプレスが出ており、お好みしだい。特に、弦の音に表れる。英PHILIPSのみHIFI-STEREOが存在するレア・ケース。オランダでは赤/銀3本線土手厚手レーベルが初リリースと思われる。やはり欧州盤は非常に音質が良い。MERCURY録音らしいダイナミクスはしっかり残るが弦の音はツヤがあり、ずっと聴いていられる。

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