[PHILIPS] W.サヴァリッシュ指揮ウィーンso. / シューベルト:交響曲9番「グレイト」D.944

[ 1301-027 ] Schubert – Wolfgang Sawallisch, Wiener Symphoniker – Symphonie Nr. 9 C-dur

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商品コード: 1301-027

作品名:シューベルト:交響曲9番「グレイト」D.944/-- 1. Satz: Andante - Allegro Ma Non Troppo-- 2. Satz: Andante Con Moto-- | -- 3. Satz: Scherzo (Allegro Vivace)--4. Satz: Allegro Vivace
演奏者:W.サヴァリッシュ指揮ウィーンso.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 081 AY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでのステレオ・オリジナル】---アズキ/銀HI-FI STEREO内溝, 3時に○○, 表面ツルツル, 6時に銀文字でMade in Holland(横書き)・最古, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:835 081 AY, Price Code:なし, Rights Society:Copyright Control, (P)なし, スタンパー/マトリクス:4A AA 835 081 1Y 1 670 112/4A AA 835 081 2Y 3 670 112 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS規格のステレオ製造を示す4A AA ***で始まりレコード番号を含むオランダ専用スタンパー使用, オランダの670の刻印はPolyGram Record Service B.V.Baarn.でマスターが製作されたことを示す, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし , 1960年代のスタンパーによる1961年頃製造分, 旧番号存在せず, 横書きMade in HollandのHI-FI STEREOレーベルのステレオ最初期分, オランダでこれより古いステレオレーベル存在せず, オランダでのステレオ・最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:PolyGram Record Service B.V.Baarn.の技師, PHILIPS音源のPHILIPS制作プレス, 工場:Philips Phonografische Industrie, 英語表記・蘭・英語圏流通分, オランダでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Nl.
ジャケット:【オランダでのステレオ・オリジナル】---表コートペラ, 10時に黒ベース□Hi-Fi- STEREO, 表記されたジャケット番号:835 081 AY, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:N.V. Philips Phonografische Industrie, 印刷:記載なし・オランダ製, Hi-Fi-Stereoロゴ付きの最初期分, これより古いステレオタイプ存在せず, オランダでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Nl.
トピックス:1961年2月ウィーンでのモノラル/ステレオ録音, オランダでは1961年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 02028 L/835 081 AY(当装丁)にて初リリース, これはオランダでの初年度リリース分のステレオ・オリジナル! サヴァリッシュ/ウィーンso.とのシューベルト:交響曲は当9番/5番(+ハイドン:交響曲101番・835 165 AY)/8番「未完成」(+メンデルスゾーン:交響曲4番・835 035 AY)/1番(+ハイドン:交響曲92番・835 185 AY)の全4曲となる, 1967年頃ドレスデンsk.とシューベルト:交響曲の全曲録音を行った(ETERNA), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:サヴァリッシュがPhに在籍していた時期に、ウィーンとのいくつかの録音がHiFistereoで世に出ている。これらは同時代の指揮者に比べ、過小評価されている。確かに多くの録音の中には、評価が分かれるものもあっただろう。しかし、ウィーンso.との録音は、自信を持ってお薦めできる。オケ良し、音質良しで、もう立派なお膳立てができている。だが、サヴァリッシュも漫然と臨んだわけではない。彼の中にある大袈裟を嫌う所が功を奏し、シンプルで美しい「グレイト」になった。ヴォルフガング・サヴァリッシュ( 1923- 2013)はドイツ、バイエルン州ミュンヘン生まれ。ミュンヘン音楽大学卒業後、ザルツブルクにてイーゴリ・マルケヴィチに学んでいる。ウィーン交響楽団やハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を歴任した。スイス・ロマンド管弦楽団では創設者エルネスト・アンセルメ亡き後のオーケストラの再構築に尽力した。1950年代後期~英国EMIに録音を行うようになる。1957年にロンドン・デビューした際にエリーザベト・シュヴァルツコップの伴奏者として、フィルハーモニア管弦楽団を指揮したこと、バイロイト音楽祭に開幕演目の『トリスタンとイゾルデ』で初出演を果たしたことなどで、シュヴァルツコップの夫でありEMIの敏腕プロであったウォルター・レッグの目に止まり、レッグが創設したフィルハーモニア管を指揮し、いくつかの録音が任された。時期的に英COLUMBIAの看板指揮者であったカラヤンがベルリンフィルの音楽監督に就任し、ベルリンフィルと接近した時期と重なる。カラヤンのEMI離脱を予感していたウォルター・レッグは、この時期からカラヤンに変わるドイツ系指揮者を探していたものと思われる。その有力候補にサヴァリッシュが居たことは間違いないだろう。1960年頃突然PHILIPSに移籍する。理由は不明だがHi-FI STEREOの時代に重なり多くのメジャー作品をPHILIPSにHi-FI STEREOレーベルで残すことができた。丁度1960年にウィーン交響楽団の首席指揮者に任命されている。その為PHILIPSではウィーンso.振ることが多く、PHILIPSに移籍したことでフィルハーモニア管弦楽団~ウィーン交響楽団へと異なる大物オケの録音を聴くことができる。1964年11月NHK交響楽団の招聘で初来日以来、ほぼ毎年のように来日した。レコードの上での人気はさほど大きくなかったが2013年に亡くなったニュースと共に一気に人気が出て、急にLPの価格が二倍に跳ね上がった曲もあった。中でもこの「グレイト」は時代、オケも良く、ステレオはHi-FI STEREOレーベルとあって、突然人気が出た1枚である。サヴァリッシュのスタイルは一見地味だが、この地味さが見直されるようになったのだろう。

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