商品コード:1301-021[DECCA] J.クリップス指揮ロンドンso. / ハイドン:交響曲92番「オクスフォード」, モーツァルト:交響曲40番K.550

[ 1301-021 ] The London Symphony Orchestra, Josef Krips - Haydn / Mozart – Symphony No. 92 in G major ("Oxford") / Symphony No. 40 in G minor (K. 550)


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商品コード: 1301-021

作品名:ハイドン:交響曲92番「オクスフォード」 | モーツァルト:交響曲40番K.550
演奏者:J.クリップス指揮ロンドンso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2819
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 極軽度の難
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面9時微かに18回出る点あり
レーベルタイプ:【英国での第3版】---銀外溝, 12時にMade in England, 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:記載なし, (P)なし, Tax Code:R/T(1953年10月~1957年6月を示す), スタンパー/マトリクス:CA ARL-1595-2B/ARL-1594-1B (ラウンド中文字スタンパー・DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL/ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのBはRon Mason(ロン・メイソン)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス(3時):UK/UK, 再補助マトリクス(9時):2/1, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 旧番号存在せず, 40番は1曲入り10"存在するが1年あと, 金内溝レーベル存在する, 金外溝レーベル存在する, フラット盤の初期分ではある, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在すると思われる, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, 第3版だが僅か3年遅れ, 3rd issue
ジャケット:【英国での第3版】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 5時に2重〇True High Fidelity 中にffss耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2819, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:F.R.B. 56/1, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:9/53(当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:F.R.B.--F.R.Britton & Co.Ltd. London, 折返両面紙ペラジャッケット存在する(9/53)→ラウンド折返表紙ペラ・ホタテ貝タイプ(55/5)→ラウンド折返両面コートペラ・ホタテ貝タイプ(56/1)・当ジャケ, これより古いタイプ存在する, 第3版だが僅か3年遅れ, 3rd issue
トピックス:40番:1953年3月12日・ハイドン:1953年3月13/17日ロンドン・キングスウェイホールでのモノラル録音, 録音技師:Kenneth Wilkinson, プロデューサー:Victor Olof, 1953年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2819(金内溝レーベル・フラット盤・折返両面紙ペラジャケット入り)の当カップリングで初リリース, 40番は1954年頃DECCA:LW 5287(10"1曲入り)にて別リリース, 1957年に40+39番のカップリングでLXT 5356(銀外溝レーベル)にて再リリースされた・モーツァルト同士のカップリングの為, これは最初のカップリングの1956年頃製造の銀外溝第3版盤が1956年1月製造の第3版ジャケットに入るケースで2年4か月遅れの第3版, 短期間の間に3種のプレスが作られれた, ロンドンso.とのモーツァルトは39番/40番の他に31番(1951年12月)と1949年頃41番の全4曲のみ, イスラエルpo.と35/41番がモノラル/ステレオである, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:クリップスは1947年からDECCAに後期モーツァルト交響曲ををロンドンso.と入れているが、どれも良い。SXLでイスラエルso.を入れたものは驚くほど変わってしまっていたが、LXT 2000番台のものは内容が良い。ステレオ期になって軽快さだけを売りにした録音が多くなったが、モーツァルトとは言え重厚さがまったく消えてしまっては、音楽の基盤が崩れてしまう。古典的な名演として永遠に残るであろう。ハイドンも無難だ。1953年初出モノラルのみ発売。ヨーゼフ・クリップス(1902 - 1974)はウィーンの生まれの指揮者。弟のハインリヒ・クリップスも指揮者として知られる。1933年にウィーン国立歌劇場の常任指揮者に就任、また1935年にウィーン国立音楽大学の教授に就任した。1938年3月のオーストリア併合の後、オーストリアを去ることを強いられ、ベオグラードに移り、ユーゴスラビアが第二次世界大戦に一時期巻き込まれるまで、地元のオーケストラで働いた。大戦終期には食品工場で働いていたが、「こっそりオペラの稽古をつけたり、プロンプター席に入って指示を出していた」という伝説もある。父親はユダヤ人であるため、ナチスに協力しなかった為、早く楽団に復帰したがウィーン交響楽団首席指揮者に就いたのは晩年の1970-1973年である。角のとれた優美なクリップスとウィーン・フィル(国立歌劇場管弦楽団)の芸風は英国でも評価され、1948年~DECCAへ録音を開始した。1949年頃ウィーン宮廷合唱団、管弦楽団と録音したモーツァルト:レクイエムは今もって名盤と名高い。また1950年のモーツァルト:オペラ『後宮からの誘拐』はLPにおける初の全曲録音であった。モーツァルトの交響曲は1949年頃の41番、1951年の31/39番、1953年の40番の4曲をロンドンso.と録音している。これはクリップスがロンドンso.の首席指揮者を務めた1950-1954年と一致していて、最初の黄金時代である。1946年11月にデッカに入社したプロデューサー:ジョン・カルショウが力をつけてくると、クリップスを高く評価しなかったカルショウに冷遇されるようになり、1963年にサンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任して、DECCAとは疎遠になってしまう。1957年4月イスラエル・フィルハーモニーと録音した交響曲第35番「ハフナー」 第41番「ジュピター」がDECCAに入れたモーツァルトの交響曲の最後となった。1970年代に入るとPHILIPSに移籍し、1972年~1973年までにアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮してモーツァルト交響曲集(第21-41番)を録音した。翌1974年ジュネーヴにて病没。政治的理由から本懐を遂げることができなかった指揮者だが、ロンドンso.の首席指揮者時代のモーツァルトは是非とも聴いておきたい。尚39番はLXT 2689(31/39番)で1952年に初リリースされていた。40番はハイドンとのカップリングでLXT 2819で出たほか1954年にLW 5287の10"で単独発売された。また1957年頃LXT 5356にてモーツァルト:交響曲39番との別カップリングでも発売された。

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