[METROPOLE] Y.ブーコフ(pf) / バッハ:イタリア協奏曲B.971, シャコンヌB.1004, (ブゾーニ編), 前奏曲とフーガ(リスト編), コラールB147「主よ、人の望みの喜びよ」(ヘス編) 他
商品コード: 1302-011
商品詳細:仏METROPOLE社のオリジナル録音。1977~8年パリ。シャコンヌ、BWV147からのコラールを含むバッハ・リサイタル。あくのない優しげなピアノは、改めてバッハの曲の素晴らしさを確認させてくれる。現代風でありながら、何故か惹きつけられる演奏。シャコンヌではその煌めくような指さばきで、決して飽きることのない緊張感を最後まで保つ。随所に新たな技法を駆使しつつも古典的な香りを残す。目から鱗のシャコンヌ。仏BOURGでも出ている。ユーリ・ブーコフ(1923 - 2006)はブルガリアのソフィア生まれの、ブルガリア系フランス人のピアニスト。ソフィアでブルゾニョフスキーとアンドレイ・ストヤノフの下でピアノを学ぶ。15歳でソフィアで初めてリサイタルを開き、ブルガリア全国コンクールで第1位を獲得した。ブーコフはパリに留学し、パリ国立高等音楽院でイヴ・ナットに師事し、1946年にプルミエール・プリを受賞した。ジョルジュ・エネスク、エドウィン・フィッシャー、マルグリット・ロンに師事。彼は、1947年のジュネーブ、1949年のロン=ティボー、1951年のディーマーなどの国際コンクールで多くの賞を受賞した。1952年のエリザベート王妃コンクールでは 8 位を獲得した。彼のニックネームは「ブルガリアのルービンシュタイン」だったらしい。1956年に彼は中国へのツアーを行った最初のヨーロッパのピアニストとなった。1964年にフランスに帰化した。録音はモノラル期から存在し、PHILIPSを中心に意外にも多い。これは1978年フランスのマイナーレーベル、METROPOLEに入れたバッハ・リサイタル。ブーコフの初めてのバッハ作品集となる。内容は真摯で大変素晴らしい!1970年代としては最高ランクのバッハ・レシタル!
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