[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o. / ヴァッセナール伯(伝ペルゴレージ):6つのコンチェルト・アルモニコ~協奏曲第4番, レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア~第3組曲

[ 1303-030p ] Pergolesi, Respighi, Karl Münchinger, The Stuttgart Chamber Orchestra – Concertino In F Minor / Ancient Airs And Dances For The Lute - Suite No. 3

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1303-030p

作品名:ヴァッセナール(伝ペルゴレージ):6つのコンチェルト・アルモニコ~協奏曲第4番ヘ短調 | レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア(全3組曲)~第3組曲(全4曲)--イタリアーナ--宮廷のアリア--シチリアーナ--パッサカリア
演奏者:K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2571
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面12時に無音軽スレあり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金内溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 2571, TAX Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す)・最古, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 585-1A /CA ARL 536-1B (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):BH/C, 再補助マトリクス(9時):1/2, カッティング担当者:イニシャルAはGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー)/イニシャルBは Ron Mason(ロン・メイソン)を示す, 1950年代製造のスタンパーによる1951年頃製造分, 金内溝レーベル・フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在せず(1A/1Bが最古), RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---共通デザイン折返両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 2571, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし(1953以前はないことが多い), 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London., 印刷:Mears & Caldwell Ltd. Crammer Road, London , 英国でこれより古いタイプ存在せず, 英国でのオリジナル, original
トピックス:【当社初入荷の希少タイトル】---1951年3月ドイツ・シュトゥットガルトでのモノラル録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher/Ron Mason, 1951年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2571(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, 当社初入荷の希少タイトル!, ジャケット表記はペルゴレージだが1980年頃にヴァッセナール(1692-1966)の新作であることが判明した・その為ヴァッセナール(伝ペルゴレージ):コンチェルト・アルモニコと曲名を現在の表記に変更している, 現在名に変更してるのは当社だけと思われる

商品詳細:このLPの大きな特徴はA面の「コンチェルト・アルモニコ」である。長年に渡りペルゴレージやヘンデルなどの作品と言われてきたため、ここでもペルゴレージ作品として演奏されている。協奏曲といってもソロ楽器はなく、バロック期特有の合奏協奏曲である。実際の作曲家だったヴァッセナール伯ことウニコ・ヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナールは、オランダ・デルデン生まれの貴族でアマチュア作曲家だった。1725年~1740年の間に「コンチェルト・アルモニコ」を作曲するが、貴族であったためか自らの名を冠して出版することを望まなかった。或いは、自らの作曲能力を疑っていたという説もある。結局、作品としては1740年にイタリア人ヴァイオリニストのリッチョッティによって出版され、当初は彼が作曲者とされた。その後、19世紀にポーランドの作曲家レッセルによって、ペルゴレージ作曲であるとされた。理由としてはヴェネツィア楽派の三楽章構成ではなく、ローマ楽派の四楽章構成であり、同時代の作曲家ロカテッリなどとの対比になるというもの。しかしながら1979年にヴァッセナールが生まれたトヴィッケル城から自筆譜が発見。その後、先述のロカテッリ研究の第一人者である音楽学者アルベルト・デュニングの調査により「コンチェルト・アルモニコ」が間違いなくファン・ヴァッセナールの作品であると認定された。「コンチェルト・アルモニコ」はヴァイオリン4部、ヴィオラ、チェロ、通奏低音による全6曲からなる協奏曲集である。ミュンヒンガーは当盤で第4番ヘ短調を取り上げている。バロック研究家でもあったミュンヒンガーは曲の良さを買って録音したと思われるが、1950年代の録音時には30年後に真の作曲家が明らかになるとは知る由もなかったためペルゴレージ作曲と記載されている。しかし、この時代に録音したお蔭で真作の良いサンプルになったのではあるまいか? B面にはレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」から第3組曲を入れている。この曲はレスピーギがサンタ・チェチーリア音楽院教授を務めていた頃、学校図書館で古い時代の楽譜を色々と研究した成果が基となって生まれた編曲作品である。古いリュート用の曲をモチーフにオーケストラまたは弦楽合奏のために編曲したものであり、実際にリュートは登場しない。中でも第3組曲が有名で演奏機会も多い。第3組曲は1931年に発表された作品で決して古い曲ではないが、元にしたモチーフが良いのかバロック作品のような印象を受ける。古いモノラル録音だがこの時代から熱心にバロック研究を掘り下げ、実際に録音として残したミュンヒンガーの貢献は大きな物がある。中でもペルゴレージには大きな関心を寄せていたようで、1962年にはモノラル/ステレオでペルゴレージ作曲と誤解したまま「コンチェルト・アルモニコ」の全曲録音を敢行。他にもランパルとペルゴレージ:フルート協奏曲集などを録音している。

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