[DECCA] C.クラウス指揮ウィーンpo. / シュトラウス兄弟の音楽-1/「美しく青きドナウ」Op.314, 「ウィーンの森の物語」Op.325 他

[ 1303-027p ] Wiener Philharmoniker – Music Of Johann And Joseph Strauss - Vol 1

通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1303-027p

作品名:シュトラウス兄弟の音楽-1/J.シュトラウス2世:ウィンナ・ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314, ウィンナ・ワルツ「ウィーンの森の物語」Op.325 | J.シュトラウス2世:喜歌劇「こうもり」~序曲, ウィンナ・ワルツ「春の声」Op.410, ウィンナ・ワルツ「芸術家の生活」Op.316
演奏者:C.クラウス指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2965
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのカップリング変更の第2版】---金ツヤ外溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), Rights Society:BIEM, Ⓟなし, TAX Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す)・レーベルはNが印刷・Nの刻印が最古, スタンパー/マトリクス:CA ARL 2083-1DR/CA ARL 2084-1DR (ストレート小文字マトリクス・英DECCAタイプ), DECCA規格・モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのDはJack Law(ジャック・ロウ)のカッティング担当を指す/RはRIAAカーヴに切り直した事を示す, 補助マトリクス(3時):K/B, 再補助マトリクス(9時):21/1, 1950年代のスタンパーによる1957年頃の製造分, 旧番号存在せず, 金ツヤ内溝レーベル存在する(1954年分), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(2A/1Aが最古), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:Guy Fletcher , ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(1954年分はそうではない), 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., 第2版, 2nd issue
ジャケット:【英国でのカップリング変更の第2版】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffss耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2965, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:A.W. 56.3, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/実在する最古の年号:10/54(当ジャケットではない・旧タイプあり・年号違い), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:A.W.---A. White & Co. Ltd.., ラウンド折返両面紙ペラ (ホタテ貝)存在する(1954年分), これより古いタイプ存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:1950年6月~1953年12月ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 曲により異なるレコード番号で初リリースされた, 1954年5月にクレメンス・クラウスが亡くなったことで追悼盤の一つとしてシュトラウス兄弟の既音源が2枚のLPに纏められカップリング変更されVol.1(LXT 2965)/Vol.2(LXT 2991)に金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・ラウンド折返両面紙ペラ (ホタテ貝)ジャケツト入りにて初リリース, 1957年頃同一番号・金ツヤ外溝レーベル・厚手盤・ラウンド折返両面コートペラジャケット入り(当盤)に変更, 初出の形ではないが非常に音質は良い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:これは1954年5月にクレメンス・クラウスが亡くなった際の追悼記念盤ではないかと思われる。LXT 2965とLXT 2991の2枚に分けて、既に別の番号で別のカップリングで出したシュトラウス兄弟の代表的な録音をVol.1とVol.2という形でベスト版のような形で発売したと思われる。クレメンス・クラウス( 1893- 1954)はシュトラウス・ファミリーの音楽とウィーン・フィルハーモニーを録音した全ての指揮者の中で最も偉大な指揮者であることに異論がある方はいないだろう。1939年に初めてニューイヤー・コンサートを創設、指揮し、1954年5月に亡くなるまで新年を迎える大きなイベントとなったこの元旦の公演をリードし続けた。シュトラウス・ファミリーの音楽を最も的確に伝えた指揮者としての才能と実力は折紙付きであり、ボスコフスキーの師として、その影響力は計り知れないものがある。シュトラウス兄弟の録音だけでも相当の数があり、1952~1954年用のニューイヤーコンサート用LPとして3枚のLPが発売されている。おそらく当時DECCAの担当プロデューサーがVOL.1で5曲、VOL.2で6曲の代表作を選んで再カップリングしたものがこのLXT 2965とLXT 2991の2枚であると思われる。当盤はそのVol.1に当たるLXT 2965。初出の形ではないが1954年発売という時期を考えると音質に関しての影響は大きくないだろう。この2枚でクレメンス・クラウスによるシュトラウス兄弟の代表作が揃うメリットの方が大きいと考える。また1954年以前に出たLPの盤質を考えると、もしLXT 2965とLXT 2991で状態の良い盤が見つかったなら、それは「買い」ではないだろうか? 実際に試聴したが音質はDECCA初期のリアルな強い音でクオリティに心配はいらない。今回Vol.2がないのが残念だが、きっと見つかると希望を持って、是非この素晴らしいウィーンの贈物を味わっていただきたい。1960年代になって録音・発売された演奏のクオリティがはっきり分かるようになる。審美眼を養うには最高ランクのものに触れることが最短である。

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