[DECCA] C.クラウス指揮ウィーンpo. / R.シュトラウス:「町人貴族」組曲Op.60

[ 1303-025p ] Richard Strauss, Clemens Krauss Conducting The Vienna Philharmonic Orchestra – Der Bürger Als Edelmann (Suite - Opus 60)

通常価格:¥ 8,800 税込

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商品コード: 1303-025p

作品名:R.シュトラウス:「町人貴族」組曲Op.60-Ⅲa/--第1曲 第1幕への序曲「町人ジュールダン」-- 第2曲 メヌエット--第3曲 剣術の先生--第4曲 仕立屋の登場と踊り--第5曲 リュリのメヌエット--第6曲 クレオントの登場-- | --第7曲 第2幕への前奏曲(間奏曲)「ドラントとドメリーヌ~伯爵と侯爵夫人」-- 第8曲 宴会「宴会の音楽(ターフェルムジーク)と若い料理人たちの踊り」--第9曲 クーラント
演奏者:C.クラウス指揮ウィーンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2756
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/金ツヤ外溝, 12時にMade in France(横書き金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:BIEM, Ⓟなし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:CB ARL 1399-1A/CA ARL 1400-1A (ラウンド大文字マトリクス・英DECCA旧タイプ), DECCAモノラル録音・製造を示すCB ARL/CA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):フランス盤にはない, 再補助マトリクス(9時):5/1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃の製造分, 旧番号存在せず, フランスに金ツヤ内溝レーベル存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/1Aが最古), カッティング担当の前任者:なし , ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の仏DECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffss耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2756, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/実在する最古の年号:不明(年号記載を行う以前・当ジャケットである), (P)(C)なし, 製作:Disques Decca. Paris, 印刷:Dehon et Cie Imprimerie Paris., フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1952年ウィーン楽友協会大ホールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1953年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2756(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・当デザインジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1954年頃仏DECCA:LXT 2756(当装丁)にて初リリースと思われる, クラウスはR.シュトラウス作品を1950-1954(享年)年の4年間に交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」→交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」→交響詩「ドン・ファン」→「家庭交響曲」→交響詩「英雄の生涯」→組曲「町人貴族」→交響詩「ドン・キホーテ」→交響的幻想曲「イタリアより」→楽劇「サロメ」の9曲を録音し亡くなった, どれもが圧倒的名演である!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:リヒャルト・シュトラウスの「町人貴族」は劇付随音楽、及びその抜粋からなる組曲。ここでは組曲で演奏されている。モリエールの戯曲『町人貴族』をフーゴ・フォン・ホーフマンスタールがドイツ語で改作するにあたり、音楽はモリエールの原作のためにジャン=バティスト・リュリが作曲したものを用いず、シュトラウスが新たに作曲することとなった。また、劇中の晩餐会の場で、同じくホーフマンスタールの台本によるオペラ『ナクソス島のアリアドネ』が劇中劇として上演されることとなり、シュトラウスは1911年~1912年にかけて付随音楽とオペラの作曲を行った。こうして全2幕(第2幕に劇中劇を含む)の戯曲として完成されたホーフマンスタール版『町人貴族』(作品60-I)は、1912年にシュトゥットガルトの宮廷劇場で、マックス・ラインハルトの演出とシュトラウス自身の指揮によって初演されたが、不評に終わった。この失敗は劇中劇が原因だったとする説や、上演時間が長すぎたからだという説など、複数の意見がある。そこでホーフマンスタールとシュトラウスは、まず劇中劇に手を加えて新たなプロローグを付け、一つのオペラ作品として独立させた。これは『町人貴族』の劇中劇という設定を残した上で、上演前の舞台裏で繰り広げられるドタバタ(楽屋落ち)をプロローグで描き、その結果としてギリシャ悲劇とイタリア古典喜劇が同時進行するという滑稽なオペラが演じられる、というものである。この改訂版『ナクソス島のアリアドネ』(作品60-II)は1916年に初演されて成功を収め、今日に至るまで上演され続けている。リヒャルト・シュトラウスにより初演版と改訂版の付随音楽から抜粋して演奏会用の組曲(作品60b-IIIa)が編まれ、1920年1月31日にウィーンでシュトラウス自身の指揮によって初演された。1923年に楽譜が出版されて以降、オーケストラのレパートリーとして演奏され続けており、単にシュトラウスの『町人貴族』」と言った場合はこの組曲版を指すことが一般的である。組曲は全9曲からなりLP1枚に収まる長さである。さてリヒャルト・シュトラウスとクレメンス・クラウスは29歳の年齢差があり師と弟子のような関係だったらしい。2人ともヒトラーのお気に入りであったがクラウスはナチには入党していない。しかし戦後は、「ナチ協力者」のレッテルが貼られ正しい評価を得ていない。クラウスはウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの創始者であると同時にリヒャルト・シュトラウスの最大の理解者である。リヒャルト・シュトラウス作品はクレメンス・クラウスで聴くことが正攻法である。決してカラヤンではない。実際クラウスは師匠であったリヒャルト・シュトラウスのオペラの多くを初演し、また管弦楽曲も数多く録音に残している。カラヤン以降リヒャルト・シュトラウスを単に派手に演出する手法が定着してしまったが、哲学的なアプローチで演奏した録音はクラウスが最初で最後ではなかろうか?ここに本物のリヒャルト・シュトラウスの神髄が隠されている。

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