[La Voix De Son Maître] V.d.ロス・アンヘレス(s) G.モレッリ指揮ローマ歌劇場o. / イタリア・オペラアリア集
商品コード: 1304-042
商品詳細:ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(1923-2005)は、スペインの生んだ偉大なソプラソ歌手。国際的な大歌手として欧米で活躍、イタリア・オペラも得意とした。これは1954年ローマにてイタリアの指揮者、ジュゼッペ・モレッリとの共演。二人は他にモーツァルト、ワーグナーなど数曲の共演もあったがこのLPが最後と思われる。モレッリはその後録音が無いようだ。彼女はこのとき31歳。まだまだ駆け出しの時代。若き日の輝かしい歌声は二度と戻らない宝物。オペラ誌の言葉を借りれば「20世紀最高の声楽アーティストのひとり」。1947年のジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝して脚光を浴び、1949年パリ・オペラ座、1950年にはザルツブルク音楽祭とロイヤル・オペラ・ハウス、ミラノ・スカラ座、1951年にメトロポリタン歌劇場、1957年にウィーン国立歌劇場にデビュー。1963年からは徐々にリサイタルを中心に活動した。1992年のバルセロナ・オリンピックの閉会式でカタルーニャ民謡『鳥の歌』を歌唱。2005年1月15日にバルセロナの病院で呼吸不全などにより死去。、グラモフォン誌は「戦後世代で最も愛される歌手のひとりの魅力と芸術性」について語り、彼女は最大の賞賛と愛情を呼び起こし、オペラと歌曲の両方で国際的に名を馳せた。スペイン人歌手だがイタリア・オペラにも精通しており、これは1954年にイタリア、ローマでのモノラル録音。ロス・アンヘレスの美声を愉しむ録音の一つ!今回曲名を調べ、しっかり記載した。
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