商品コード:1304-037pb[La Voix De Son Maître] G.タッキーノ(pf) A.クリュイタンス指揮パリ音楽院o. / ラフマニノフ:Pf協奏曲2番Op.18
商品コード: 1304-037pb
商品詳細:日本では不運な扱いのガブリエル・タッキーノ。1934年仏カンヌ生まれ、12歳でパリ音楽院に入学、プーランク唯一の弟子として古典的フレンチ・スタイルを身に付けた。1953年ヴィオッティ国際コンクール優勝、1955年ジュネーブ国際コンクール1位なしの2位等、実力派ピアニストなのだ。クリュイタンスが共演している事でも理解されよう。フランソワが入れなかった名曲を誰で聴くか?答えは出ている。フランス系ピアノの第一候補に挙がって当然の仕上がり。クリュイタンスのオケも光る、ステレオ高額。ガブリエル・タッキーノ(1934-2023)はフランス、カンヌ生まれ。昨年の1月に88歳で亡くなった。フランシス・プーランク唯一の弟子として知られ、カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団・ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団と共演するなど、華やかな演奏経歴を持つ。6歳からピアノを学び、ニース地方音楽院で学んだのち、12歳でパリ国立高等音楽院に入学した。1952年プルミエ・プリ(一等賞)を取り、卒業すると同時にパリ楽壇にデビューした。実力派だが、日本ではほとんど無名に近いピアニストで、知られていてもプーランク弾きのレッテルを貼られたままである。このLPはVSMの古い方の番号で、あの1936年生まれのハイドシェックが20歳でデビューしたFALP 493から数年経過した頃。2歳上のタッキーノも似たような形でデビュー録音を飾っている。FALPの500~600番台はシューリヒトやフェラスなどの名盤がひしめき合う中心時代。その隙間に才能ある若手ピアニストのデビュー録音を1枚ねじ込んだVSM(フランスEMI)。クリュイタンスとの共演でタッキーノのLPの中でも注目を浴びた1枚。1959年録音でロシア色もアメリカ色も全く感じられない純フレンチスタイルで貫かれた演奏である。驚愕すべきは録音の良さで、モノラルは特に素晴らしく、強く太いが滑らかな音が弾丸のように飛んでくる凄い録音で、これを知っている方は多いようで、例外的なタッキーノの人気盤として知られている。ピアノ・ソロも目の前で弾いているようなリアルな音質でコンサートの最前列でさえこんな音が聴こえるかという超高音質録音である!
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