[La Voix De Son Maître] R.ファザーノ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ E.マラノッテ, F.グッリ(vn) B.マッツァクラティ(vc) G.アネッダ, F.コルナッチア(mando) / ヴィヴァルディ:協奏曲集(4曲)

[ 1304-034 ] Virtuosi di Roma, Renato Fasano, Vivaldi ‎– Quatre Concertos

通常価格:¥ 4,400 税込

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商品コード: 1304-034

作品名:ヴィヴァルディ:協奏曲集(4曲)/2マンドリンのための協奏曲 ト長調 Op.なし Rv.532, 弦楽と連奏のための協奏曲ハ短調 RV 120 | 協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8~第5曲・Vn協奏曲変ホ長調「海の嵐」Op.8-5 RV 253, 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ長調 Op. 3-5, RV 519
演奏者:R.ファザーノ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ E.マラノッテ, F.グッリvn)B.マッツァクラティ(vc)G.アネッダ, F.コルナッチア(mando)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 428
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---銀大ニッパー内溝, 12時にMade in France, フラット重量, 表記されたレコード番号:FALP 428, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2XBA 247-1N / 2XBA 248-2N (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ・イタリア録音のモノラル製造を示す2XBA***で始まりレコード番号含まないフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 170920/M6 170921, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はなし, ラウンド本体スタンパーとストレートMスタンパーの2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1957年頃製造分, Disques Incassable付レーベル存在せず, 銀大ニッパー内溝レーベル・フラット盤の最初期分, これより古い仏レーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループ・イタリア音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi, Chatou, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), 6時方向に楕円ニッパー, リブレットのコピー付き, 表記されたジャケット番号:FALP 428, 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓付き(初期タイプ), (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房のデザイン, ペラジャケット存在しない, 似たようなデザインで異なる3種以上の番号が存在する, 棒付ボード裏文字なしジャケが初出, これより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1956年頃イタリア・ローマでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1957年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによるコピーライト登録・同年4月HMV:ALP 1439で初リリース, フランスでは1957年頃La Voix De Son Maître:FALP 428(当装丁)にて初リリース, イタリアではQALP 10113で初リリース, 曲目の特定は100%ではないので念の為(調性は表示の通りとした), カッサンドル工房デザインのジャケット(同じシリーズのデザインで異なる3種以上の番号が存在する), これはフランスでの初年度リリース分オリジナル!

商品詳細:ファザーノ/ローマは伊バロックで最高レベルの評価を持つ団体。イ・ムジチも良いが、古典的な魅力はこちらが上。単に爽やかな演奏というだけでなく、悠久の時を感じる歴史という深みが演奏に根付いている。新しさだけでなく、古き良き伝統を同時に現代に伝える。例えばヴィヴァルディの「四季」を聴けば解る。'50年代ヴィルトーゾ達と共通したものが見えてくるはず。このモノラルの力強い芯のある音が圧倒的。この音で不満な方はいないはず。4曲中A面の2曲目とB面の2曲目の曲目の特定が完全ではないがもし誤りがあればご指摘いただけると幸いです。ご存じの方がいらっしゃれば情報をいただけましたたらすぐに反映できます。1950年代の曲目表記は調性のみの表記なのでヴィヴァルディでは特に苦労している。尚ドイツの作家ヘルマン・ヘッセは音楽にも精通していて、R.ファザーノ指揮ヴィルトゥオージ・ディ・ローマの演奏を実演で聴いており、感動を受けたことを著書「ヘルマン・ヘッセと音楽」の中で書いている。---これは私がこれまで出会った最も完全なアンサンブルです。ミュンヒンガーも頑張っていますが、到底この域には達していません。今夜のプログラムはすべてヴィヴァルディです--と1956年にサン・モリッツで行われた演奏会での感想を述べている。レナート・ファザーノ(1902-1979)はイタリア・ナポリ生まれの指揮者、音楽学者であり、特に18世紀のイタリア作品に深い関わりを持っていた。1941 年に室内オーケストラ Collegium Musicum Italicum(1947-52)を設立し、後にI Virtuosi di Roma(ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ・1953-)と改名した。この小さなオーケストラはイタリアのバロック音楽の普及に貢献した。コレッリ、ヴィヴァルディ、ペルゴレージ、バルダッサーレ・ガルッピ、アレッサンドロ・マルチェッロ、ジョヴァンニ・パイジエッロなどの作曲家の作品をヨーロッパで幅広く指揮した。さらに、1957 年に「ピッコロ テアトロ ミュージカル イタリアーノ」を設立。1971 年、室内オーケストラ「ヴィルトゥオージ ディ ローマ」とチェリストのラドゥ アルドゥレスクとともに南部アフリカを巡るツアーを実施し、好評を博した。ヴィルトゥオージ ディ ローマの音楽的なアプローチは、アンジェロ・エフィリキアンによって以前に設立されたイタリアの弦楽アンサンブル、スクオラ・ヴェネツィアーナから来ている。グループのほぼ全ての楽器演奏者の教師であったヴェネツィアのヴァイオリニスト、ルイージ・フェッリ(1903 ~ 1975 年) の教育的監督のもと、ヴィルトゥオージ ディ ローマ は常にレナート・ファザーノと演奏した。レナート・ファザーノは、1979 年に亡くなるまで一貫してこの立場を展開した。彼のバロックの文体概念は、カール・ミュンヒンガーを中心としたドイツ学派の公準から完全に切り離されたイタリア独自のものであった。最初の録音は米DECCAに1951年頃ヴィヴァルディの作品を録音。その後1955年頃からEMIに移籍し「イ・ムジチ」より以前から欧米全域にイタリア・バロックを広めた。これは1957年頃EMI系で発売された録音で、同じローマで1951年発足の「イ・ムジチ」とは音楽性が大きく異なる。明るい「イ・ムジチ」に比べ「ヴィルトゥオージ ディ ローマ」はラテン気質ではあるが明るさを全面に出した団体ではない。1980年、ファザーノの死後、当初の編成は2つのアンサンブルに分裂した。1つは「イ・ヌオーヴィ・ヴィルトゥオージ・ディ・ローマ」で、常に指揮者なしで演奏した。もう1つの「ボッケリーニ・アンサンブル」は常にルーマニアのオクタヴィアン・アンヘルの音楽的指揮の下で演奏した。後者のグループはすぐにI Solisti Italianiと改名した。

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