[Club National du Disque] C.カーン(pf) / ショパン・リサイタル/バラード2, 4番, 子守歌, マズルカ(3曲), 夜想曲Op.15-1
商品コード: 1304-002
商品詳細:日本では無名に等しいが、仏では自分の名を冠したコンクールまであるクロード・カーン。1935年マルセイユ生まれ。M.ロン、Y.ナット、N.ブーランジェに学び、1956年ブダペストのリスト国際コンクールでラ・カンパネラ賞を受賞。当初VEGAの専属だったが、パトロンのお蔭か、或いは私財を投じたか、自分のレーベルEPIDAUREを創設。20を超えるタイトルを録音。現代的で、都会的な感性と技巧の素晴らしさは、何人も寄せ付けないものがある。よく回る指とそれを感じさせない優れた技巧を持つ。サロン的気分を上品に醸し出す表現力も第一級。ピアノ好きならば決して無視できない大物だが何故か知らずにここまで来てしまった。フランスでも自身のレーベルを持つ数少ない音楽家の一人。1950年代から録音があり、当初仏VÉGA、Club National du Disque等のモノラル期に録音を残した後、1960年代後期から70年代にかけて、自身のレーベルであるEPIDAUREへ多くの録音を残した。ショパンが多いがフランス作品も得意としている。相当な技巧の持ち主であり、聴かせどころを知っているエンターテインメント的な要素も併せ持つ知性派ピアニストである。。ピアニストとしては大きな成功を収めた人だ。モノラル期のタッチはパリ音楽院系のサロン風味を持つ。優美で高貴、そして力強い。曲により様々な顔を使い分ける、上手さの際立つピアニスト!これは最初期録音の「ショパン・レシタル」。なかなか聴かせてくれる10"盤!
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