[CBS] R.ケンペ指揮ミュンヘンpo. / シューベルト:交響曲9番D944「グレイト」

[ 1305-042t ] Rudolf Kempe, Schubert, Münchner Philharmoniker – Sinfonie Nr. 9 C-dur, D944 “Die Grosse"

通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1305-042t

作品名:シューベルト:交響曲9番D944「グレイト」/-- I: Andante - Allegro, Ma Non Troppo-- II: Andante Con Moto-- | -- III: Scherzo: Allegro Vivace-- IV: Allegro Vivace
演奏者:R.ケンペ指揮ミュンヘンpo.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:CBS
レコード番号:S 72710
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---青eye内溝, 8時に33 STEREO, グルーヴガード厚手, Rights Society:GEMA, Ⓟ1968(刻印のみ), (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:27 679290 A /27 679290 B (ラウンド小文字スタンパー・独CBS/DGGタイプ), 独CBS/DGGステレオ製造を示すDGGマトリクス番号で始まりレコード番号を含まないドイツ型ドイツ専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(Timr Code):1Ⓟ1968 G8 ◇K H /1Ⓟ1968 G8 ◇K H E, 再補助マトリクス:面割マトリクス・S 72710 A/S 72710 B, 1968年代のスタンパーを用いた1968年7月/1968年7月製造のスタンパーを用いた1968年の製造分, ドイツに旧番号存在せず, ドイツでこれより古いレーベル存在せず, ドイツで最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(最古), カッティング担当:不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 独CBS音源の独CBS制作DGGプレス, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), ドイツでのオリジナル, original in De.
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---両面コートペラ, 10時に黒ベース□STEREO CBS eyeマーク, 表記されたジャケット番号:S 72710, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴の最古裏年号:不明(年号記載ないがドイツでは当ジャケットである), 製作:CBS Schallplatten GmbH. Germany, 印刷:不明・ドイツ製, ドイツでこれより古いタイプ存在せず, ドイツでのオリジナル, original in De.
トピックス:【入荷2度目の希少盤!】---1968年5月22 - 27日ミュンヘンの1, 830人が収容のビアホール・ビュルガーブロイケラー(Bürgerbräu, München)にてステレオ・ライブ録音, 録音技師:Hellmuth Kolbe/Ulrich Muller, プロデューサー:Hans Richard Stracke, 1968年CBS Schallplatten GmbH. Germanyによりコピーライト登録・同年独CBS:S 72710(当装丁)にて初リリース, ケンペの珍しいCBS録音, 同時にR.シュトラウス:メタモルフォーゼン/ドヴォルザーク:セレナーデOp.22も録音, 超名演!!入荷2度目の希少盤!(クラヴ盤が入荷の大半), 1968年初リリース!ケンペ/ミュンヘンpo.がELECTROLAで録音を始める以前のミュンヘン録音で1968年の6日間だけ独CBSに残した録音, 全録音は1968年5月22日~27日にかけての6日間でLP4枚を録音した--R.シュトラウス :メタモルフォーゼン/ドヴォルザーク:弦楽のためのセレナードOp.22/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番Op.23/グリーグ:ピアノ協奏曲Op.16/シューマン:ピアノ協奏曲Op.54/リスト:死の舞踏 S 126 (N.フレイエ・Pf)--, グレイトは旧録音あり・ケンペ指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 1950年12月1日モノラル録音

商品詳細:ケンペが1970年代にミュンヘンpo.と振った珍しいCBS録音。S 72710が初出番号で今までの入荷は殆どクラヴ番だった。1968年のDGGプレスと思われる。'70年代、ケンペは本当にあちこちのレーベルに録音を入れているが、どこで振っても、芯のブレないケンペ流の流儀を貫いている。本物の巨匠。ミュンヘンpo.の音楽監督になって彼の録音歴の中で最も積極的な録音活動を行った。殆どレーベルはELECTROLAだが丁度ELECTROLAには出すべき別指揮者の「グレイト」があったようだ。この曲は特別CBSの録音となった。あるいはCBSとのバーター録音だったのかもしれない。'70年代における「グレイト」の傑作として、永く聴かれる、聴き伝えられることを願う。スケールの大きな演奏。プロデューサーはハンス・リヒャルト・シュトラッケ(1932-2010・Hans Richard Stracke)で、ケンペ/ミュンヘンpo.による全録音は1968年5月22-27日にかけての6日間でLP4枚を録音した。それらのメインとなるのがシューベルト:グレイトである。録音技師のヘルムート・コルベ(1926-2002・Hellmuth Kolbe)はスイス出身でピアニスト・作曲家・指揮者・楽譜編集者などの活動をしている。1955年~75年にかけてCOLUMBIA/CBSの欧州録音の多くに関わっており、ブーレーズのベルク「ヴォツェック」、バーンスタインのマーラー「一千人の交響曲」やベルリオーズ「レクイエム」などは代表作。ケンペとの録音では、チューリヒ・トーンハレとの名演3曲(ベートーヴェン「第5」、ドヴォルザーク「新世界」、ブルックナー「第8」)の録音も務めた。ケンペが何故ドイツCBSにこれらの録音を行うことになったかは不明だが、ケンペの空き時間の隙間を狙って期間限定で録音されたことは間違いないだろう。ミュンヘンのビアホール・ビュルガーブロイでの録音はこの後ELECTROLAで有名なベートーヴェン交響曲全集が行われることになる。その手始めのような印象を受けた。ケンペは1967年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任し、1976年まで務めた。それ以前はロンドンにいてロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(在任・1961-1975)を務めていた。EMIに籍があり、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団に移った際にEMIとの契約が切れたのだと思われる。ドイツへの赴任が決まり、籍が空いた時期をドイツCBSはすかさず狙ったのだろう。或いはこの時点でELECTROLAとの契約が済んでいた可能性が高い。引っ越しと契約の隙間を有効に使った録音だったようだ。LP4枚分を録音したがやはり白眉はシューベルト:グレイトだろう。音質もELECTROLAの薄味な音よりずっと良い。ロンドン→ミュンヘンの合間の録音としては出来すぎなほど充実した演奏で分厚いオケがしっかり聴こえる。ELECTROLAのベートーヴェン交響曲とは雲泥の差がある。このままCBSに留まったなら、もっと良い音質で多くの録音が生まれたのでは?

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