[CBS] B.ワルター指揮コロンビアso. / シューベルト:交響曲9番「グレイト」

[ 1305-038 ] Schubert : Bruno Walter, Columbia Symphony Orchestra – Symphony In C Major "The Great"

通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1305-038

作品名:シューベルト:交響曲9番D.944「グレイト」/-- I. Andante; Allegro Ma Non Troppo-- II. Andante Con Moto-- | -- III. Scherzo: Allegro Vivace--IV. Finale: Allegro Vivace
演奏者:B.ワルター指揮コロンビアso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:CBS
レコード番号:SBRG 72020
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---青eye狭内溝, 9時にSTEREO←→, 外周5mmにコート帯あり, 6時にMede in England(ラウンド黒文字), 表面:ザラザラ, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:SBRG 72020 (MS 6219), Rights Society:記載なし, (P)1962(Recording first published), Price Code:なし, マトリクス/スタンパー:SBRG 72020 1Y=2 420 ▽11/SBRG 72020 2Y=1 420 vvX (ラウンド大文字スタンパー・英PHILIPSタイプ), 英CBSステレオ製造を示すSBRG***で始まりレコード番号を含む英国型英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 420はPhonodisc Ltd. UK.によるラッカー盤のカッテイングを示す, 1960年代のスタンパーによる1962年頃の製造分, カッティング担当:不明, 旧番号存在せず, PHILIPSレーベル存在せず, 英国でこれより古いステレオレーベル存在せず, 英国でのステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 米COLUMBIA音源の英CBS製作プレス, 工場:Levy's, Pressing Plant, Aston Clinton.UK., 英国でのステレオオリジナル, original for stereo in UK.
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---三方折返表コートペラ, 12時方向に←□STEREO→, 10時に白ベース□CBS eyeマーク, 表記されたジャケット番号:SBRG 72020(MS 6219), Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:CBS Records Limited. UK., 印刷:記載なし・英国製, 英国ではPHILIPSに旧番号存在せず, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのステレオオリジナル, original for stereo in UK.
トピックス:1959年1月31日/2月2/4/6日ハリウッド・アメリカ・リージョンホール(アメリカ在郷軍人会ホール)・American Legion Hall, Hollywood・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John McClure, 米国では1960年Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:ML 5619/MS 6219((6eysレーベル)にて初リリース, 英国では1962年英CBS:BRG 72020/SBRG 72020(当装丁)にて初リリース, 欧州にPHILIPSレーベル存在せず, 仏CBS:S 75020にて初リリース, 1938年ロンドンso.とSP録音あり, 1946年4月22日ニューヨークpo.と旧モノラル録音あり・ML 4880/33CX 1082, 他更に多くの旧録音があり, これは英国での初年度リリース分ステレオ・オリジナル!

商品詳細:ワルターと文通の経験もある評論家、故宇野功芳氏はその著書「名指揮者ワルターの名盤駄盤」で特にシューベルト:交響曲9番を高く評価している。---“スケルツォ以降はワルターのすべてのレコードの中でも最高傑作に数えられるものであろう。それどころかフルトヴェングラーやベームに比してもぼくはこのワルターを第一に買いたいのである。"--。ワルターは1957年に心臓発作で倒れてしばらく休養していた。そこにコロンビア・レコード社の経営陣はカリフォルニア州ビバリーヒルズにおいて半ば引退生活を送っていたワルターに、一連のレパートリーのステレオによる再録音するよう説得する。同社はワルターの芸術をこの最新技術のステレオで後世に残すべく、特別編成のオーケストラであるコロンビア交響楽団を組織する用意があると説得した。このプロジェクトは早速1957年から始まり、優先度の高いベートーヴェン、ブラーム、モーツァルトの交響曲を次々に完成させていった。そして1960年前に重要な作品であるシューベルトの9番をしっかり録音できた。綿密な計画のもとに録音が進行したのだと考えられる。シューべルトは5/9番がコロンビアsoと8番がニューヨークpo.とメジャー3曲がステレオで録音出来ている。8番がなぜニューヨークpo.となったのかは不明だが、1959年に古巣に戻っての録音となった。1957年~61年という僅か5年間に多くの録音を残し1962年2月に心不全のためカリフォルニア州ビバリーヒルズの自宅で85歳で死去となる。 もしワルターが1957年でそのまま引退していたらCOLUMBIAのステレオ初期録音は誰が行ったのかと考えると、歴史には分岐点、転換点が存在していることが見て取れる。コロンビア交響楽団も存在したか不明であり、ワルターはモノラル期の指揮者という評価で終わった可能性もある。特に名演と言われる「グレイト」を聴きながら、ふと歴史の不思議を考えた。

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