レーベルタイプ：【英国でのステレオ・再版/CBSのステレオオリジナル】---青eye狭内溝, STEREO←→, 外周5mmにコート帯あり, 6時にMede in England(ラウンド黒文字), 表面:ザラザラ, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:SBRG 72059 (MS 6012), Rights Society:記載なし, (P)1958(Recording first published), Price Code:なし, マトリクス/スタンパー:AA 835 501 ▽ 1Y ▽8 420 112/AA 835 501 ▽ 2Y ▽3 420 vv 17 (ラウンド小文字スタンパー・英PHILIPSタイプ), 英CBS/PHILIPSステレオ製造を示すAA 835***で始まりPHILIPSのレコード番号を含む英国型英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス:SBRG 72059 1Y/SBRG 72059 2Y(手書き), 再補助マトリクス:なし, 420はPhonodisc Ltd. UK.によるラッカー盤のカッテイングを示す, 1960年代のスタンパーによる1963年頃の製造分, カッティング担当:不明, PHILIPSに旧番号存在するがCBSでは最初の番号, PHILIPSレーベル存在する, 英国でこれより古いステレオレーベル存在する, 英国でのステレオ最古レーベル・最厚プレスではないが英CBSではステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 米COLUMBIA音源の英CBS製作プレス, 工場:Levy's, Pressing Plant, Aston Clinton.UK., 英国でのステレオ再版/CBSのステレオオリジナル, original for CBS stereo in UK.

ジャケット：【英国でのステレオ・再版/CBSのステレオオリジナル】---三方折返表コートペラ, ←□STEREO→, 表記されたジャケット番号:SBRG 72059(MS 6012), Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットではないがCBSでは当ジャケットである), 製作:CBS Records Limited. UK., 印刷:記載なし・英国製, 英国ではPHILIPSに旧番号存在する/英CBSにこれより古いタイプ存在せず, 英国でのステレオ再版/CBSのステレオオリジナル, original for CBS stereo in UK.

トピックス：1958年月1月13/15/17日ハリウッド・アメリカ・リージョンホール(アメリカ在郷軍人会ホール)でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John McClure, 米国では1958年Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年米COLUMBIA:ML 5284/MS 6012(6eysレーベル)にて初リリース, 英国では1958年頃英PHILIPS:ABL 3349/SABL 133(Hi-Fiステレオレーベル・高額にて初リリース→1963年頃英CBSに音源が移り英CBS:BRG 72059/SBRG 72059(当装丁)にて再リリースされた, オランダでは蘭PHILIPS:A 01475 L/835 501 AY(高額), CBSはオリジナルではないが英PHILIPSのマスターを使ってプレスされていて音質は良い, 全曲揃えるのはPHILIPSより容易になる, B.ワルター指揮コロンビアso.による, 6番「田園」は1935年12月5日ウィーンでのSP録音あり→1946年1月10/ 12日フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージックでの2回目モノラル録音あり・ML 5284・ニューヨークpo.との録音はない, 1958～1959年録音コロンビア交響楽団世の最後の全曲録音の一つ

商品詳細：B.ワルターの同曲の録音は数多くあり、ウィーンpo.('36年)、ニューヨークpo.('44/49年ライブ)、フィラデルフィアo.('46年・ML 4010/ABL 3242)、コロンビアso.('58年)とLP発売分だけで3回ある。これは唯一のステレオ録音。欧州ではPHILIPSが先行発売し、後にCBSからも発売された。CBSは再版となるも、'70年代前期までのステレオは決して悪くない。高額なHIFI STEREOを考えると安価。この時ワルター82歳、実にキビキビとしたオーケストラ捌きは一つの規範たりえる。欧州では各国PHILIPSが初出となるが1960年代初期に米COLUMBIA音源の権利が各国CBSに移行するため、CBSから再版されることになる。尚、曲によってはPHILIPSプレスが存在しない曲もあるので見極めが必要になる。B.ワルターのベートーヴェン:交響曲はどれも複数回録音があり、それぞれに別の魅力があるので一言では括れない物がある。また様々な国から様々なプレスが出ていて、選ぶのに迷う所である。欧州盤では殆どPHILIPSからHi-Fiステレオレーベルが出ているが、それらは高額である。1963年頃から各国CBSからも発売が始まる。それらはオリジナルではないが、良い音質を保ったままプレスされていて、十分に満足が得られるプレスである。全曲集めることも容易であるのでお勧めできる!コロンビア交響楽団の最後の全曲録音の一つ。1958～1959年の2年程で全曲録音を行った。高齢のワルターを考えて「一日のセッションは3時間以内」という条件をCOLUMBIAの幹部が提示したことは有名で、録音は基本的に一日か二日の間隔を開けて行われていた。このようにゆっくりしたペースにも関わらず僅か2年程の間に全9曲の録音を完成させている。とにかく亡くなる前にベートーヴェン:交響曲全集を完成させることがCOLUMBIAの幹部とワルター自身の命題であった。ベートーヴェン:交響曲は余裕で終わり、別の録音へと録音が進んで行く。仕上がりは良くも悪くもワルターそのものであり、既に聴く側がとやかくいうレベルではなくなった録音である。ニューヨークpo.との比較がいつも論議の的となるが、時期も異なり、全く別の録音であり何方もその時のワルターである。比較はナンセンスと言わざるを得ない。

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