[COLUMBIA] S.フランソワ(pf) / ショパン:4つのスケルツォ(全曲)

[ 1305-034 ] Samson François - Chopin – Les Quatre Scherzos De Chopin

通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1305-034

作品名:ショパン:4つのスケルツォ(全曲)/スケルツォ 第1番 ロ短調Op.20, スケルツォ 第2番 変ロ短調Op.31 | スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39, スケルツォ 第4番 ホ長調Op.54
演奏者:S.フランソワ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 499
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面10時に7mmの無音スレあり
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・第2版】---紺/銀音符段付, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33 FCX 499, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XLX 404 22/XLX 405 22 (ストレート小文字スタンパー・Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系フランス録音のモノラル製造を示すXLX***で始まリレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 194981/M6 194982(最古?), 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1960年頃の製造分, 紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤は存在する, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(21/21があると思われる), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), EMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, モノラル・第2版, 2nd issue for mono
ジャケット:【フランスでのモノラル・第2版】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), ジャケ裏文字なし・リブレット存在する, リブレットのコピー付き, 表記されたジャケット番号:FCX 499, Price Code:Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris(記載なし), デザイン不明, モノクロ写真デザインのペラジャケット存在する, 棒付厚手ボードジャケでは裏文字なしで最初(当ジャケ), これより古いタイプ存在する, モノラル・第2版, 2nd issue for mono
トピックス:1955年9月パリ・サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisによりコピーライト登録・同年モノラル:FCX 499(紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤・モノクロ写真デザインのペラジャケット入り)にて初リリース→1960年頃同一番号・紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付厚手ボード・ジャケット入り(当盤)→1965年頃同一番号・紺/銀音符段なしレーベル・グルーヴガード厚手盤・棒付薄手ボード・ジャケット入り→1963年頃FCX 30126→1968年頃FCXPM 30126--と変遷する, これは1960年頃の紺/銀音符段付レーベルの第2版盤が同じ頃製造の棒付厚手ボードの第2版ジャケットに入るケースで第2版となる, 初出フラット盤はRIAAカーヴではない・ここからRIAAカーヴとなる, スケルツォ3番は1952年の旧録音あり, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:サンソン・フランソワ( 1924-1970)、フランス人に愛されたピアニスト。フランス人の両親の下、1924年独・フランクフルトに生まれる。エコール・ノルマル、パリ音楽院と学び、M.ロン、ルフェビュールに師事。1943年第1回ロン・ティボー・コンクールの優勝者。1970年ドビュッシーの全曲録音の途中、46歳で没。演奏スタイルは、晩年に近づくにつれて、より個性的になった。真の芸術家タイプ。19世紀的なスタイルを'60年代に残し続けたが、酒で命を落とした。彼のショパンには天才の閃きが散りばめられている。即興性も感じられ、自然ながら独創性に満ちている。演奏の歴史を見てもここまでしっかりと伝統的な手法を行いつつ個性を展開するスタイルは他になく天才の域なのだろう。テンポは自在に操るが聴いている方はさほど違和感を感じないという不思議な現象で、普段乗り物酔いに敏感な方がある運転手の時だけ全く問題が起こらないという現象に似ている。勿論ロマンチックであるが必ずしもフランソワの聴かせてやろうとする意図ではなさそうである。感じるままに弾いたら結果的にそうなったにすぎない。だがら大衆的人気の大きなピアニストとは逆のことを平気でやってのける。サビの部分をそっけなくすっ飛ばす。Bメロに対して異常なほどの愛着を寄せるなど、気分が優先する彼独自の感覚の世界に引きずり込まれる。何が起こるか先が読めない面白さ、楽しさこそフランソワが愛される秘密と感じる。一度じっくり聴き終わってもなぜか思い出せない、反復できない。その悔しさ、してやられた感覚こそが彼の持ち味だろう。フランソワのショパンを一言でいうなら「デカダンス」という言葉がぴったりくる。しかし決して嫌味ではない愛すべき不健康さが感じられる。しかも意外性、想定外の展開などはフランソワにしかできない世界感!、スケルツォは1955年の録音だが既に晩年に見せるフランソワ節がタップリと表出している。疾走感の中に浮かんでは消える高揚感がやはり独自の印象を受ける。全体に軽さがあるが、単純な軽さだけではない。コントロールされたテンポにより瞬間的に気分が変わるマジック!タメを利かせて鷹揚となるも、突然猫の目のように変化し、揺さぶりをかけられる聴き手はたちまち術にはまってしまうのである。

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