[COLUMBIA] S.フランソワ(pf) / Samson François Chopin-2/ショパン:Pfソナタ2番Op.35, 夜想曲Op.15-1, 練習曲Op.25-2, 10-12, ワルツOp.70-3, 64-2, ポロネーズOp.22

[ 1305-032 ] Samson François / Chopin – Sonate N°2 / Nocturne N°4 / Deux Etudes / Deux Valses / Grande Polonaise

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商品コード: 1305-032

作品名:Samson François Chopin-2/ショパン:Pfソナタ2番Op.35 | 夜想曲15番Op.15-1, 練習曲14番Op.25-2, 練習曲12番Op.10-12, ワルツ13番Op.70-3, ワルツ7番Op.64-2, アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズOp.22 (独奏版)
演奏者:S.フランソワ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 501
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 全体に汚れあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀音符内溝, 3時に33 1/3 Tours minule, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 501, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XLX 412 22/XLX 413 21C (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系フランス録音のモノラル製造を示すXLX***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 178193/M6 178433, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, フランス型ストレート本体とストレートM6スタンパーとの2種併存のPathéプレス, 1950年代スタンパーによる1956年頃の製造分, Disque incassableロゴ付きレーベル存在せず, これより古いレーベルタイプ存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, フラット重量盤の初期分, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではないEMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), ジャケ裏文字あり・リブレット存在せず, 5時に方向に♬ COLUMBIA, 表記されたジャケット番号:FCX 501, Price Code:Série de Luxe , 内ジャケに窓付き(初期タイプ), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:Mercure Editeur. Paris, カッサンドル工房のデザイン, ペラジャケ存在せず, 棒付きジャケット裏文字なし存在せず, フランスでこれより古いタイプ存在せず, オリジナル, originali
トピックス:ソナタ2番:1956年9月24日/B面の6曲:1955年12月1-2日パリ・Salle de la Mutualite・でのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1956年頃仏COLUMBIA:FCX 501(当装丁)にて初リリース, 紺/銀音符内溝レーベル・棒付厚手ボード粗目ジャケ入りでオリジナル, FCX 180(曲が異なる)と同じタイトルでそっくりなジャケットに入るので記載はないがタイトルを「Samson François Chopin-2」とした, ステレオは存在しない, 不摂生がたたり46歳で亡くなった, モノラル期のショパン録音, 近年1969年に日生劇場でのライブ録音がCDでリリースされた, ソナタ2番は1964年ステレオ再録(SAXF 1030)がある, これは1956年リリースの初年度分オリジナル, 英国未発売と思われる, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フランソワ初期のショパンリサイタル。モノラルのみの録音。ステレオ期になってフランソワは少々、饒舌になったような気がする。しかし、この頃の彼はまだまだ自由奔放の限りを尽くしているようだ。正統なショパンとは言えないが、ショパンをこれだけセンチメンタルに弾いてみせて、嫌味にならないのは他にはコルトーくらいしか思い浮かばない。いかにもフランス趣味が濃厚、これはフランス人達がフランソワに望んだ音楽に他ならない。デカダンスの香りが立ち込める。サンソン・フランソワ( 1924-1970)、フランス人に愛されたピアニスト。フランス人の両親の下、1924年独・フランクフルトに生まれる。エコール・ノルマル、パリ音楽院と学び、M.ロン、ルフェビュールに師事。1943年第1回ロン・ティボー・コンクールの優勝者。1970年ドビュッシーの全曲録音の途中、46歳で没。演奏スタイルは、晩年に近づくにつれて、より個性的になった。真の芸術家タイプ。19世紀的なスタイルを'60年代に残し続けたが、酒で命を落とした。彼のショパンには天才の閃きが散りばめられている。即興性も感じられ、自然ながら独創性に満ちている。演奏の歴史を見てもここまでしっかりと伝統的な手法を行いつつ個性を展開するスタイルは他になく天才の域なのだろう。テンポは自在に操るが聴いている方はさほど違和感を感じないという不思議な現象で、普段乗り物酔いに敏感な方がある運転手の時だけ全く問題が起こらないという現象に似ている。勿論ロマンチックであるが必ずしもフランソワの聴かせてやろうとする意図ではなさそうである。感じるままに弾いたら結果的にそうなったにすぎない。だがら大衆的人気の大きなピアニストとは逆のことを平気でやってのける。サビの部分をそっけなくすっ飛ばす。Bメロに対して異常なほどの愛着を寄せるなど、気分が優先する彼独自の感覚の世界に引きずり込まれる。何が起こるか先が読めない面白さ、楽しさこそフランソワが愛される秘密と感じる。一度じっくり聴き終わってもなぜか思い出せない、反復できない。その悔しさ、してやられた感覚こそが彼の持ち味だろう。フランソワのショパンを一言でいうなら「デカダンス」という言葉がぴったりくる。しかし決して嫌味ではない愛すべき不健康さが感じられる。しかも意外性、想定外の展開などはフランソワにしかできない世界感!

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