[COLUMBIA] W.マウツジンスキ(pf) / ショパン・リサイタル/バラード2番, スケルツォ2番, 即興曲1番, 夜想曲(2曲), ワルツ(2曲), マズルカ(3曲)

[ 1305-030b ] Malcuzynski, Chopin ‎– A Chopin Recital

通常価格:¥ 1,100 税込

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商品コード: 1305-030b

作品名:Recital・Chopin/ショパン:バラード2番Op.38, 夜想曲15番Op.55-1, 夜想曲7番Op.27-1, ワルツ11番Op.70-1, ワルツ6番Op.64-1 | マズルカ21番Op.30-4, マズルカ45番Op.67-4, マズルカ25番Op.33-4, 即興曲1番Op.29, スケルツォ2番Op.31
演奏者:W.マウツジンスキ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 450
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:B
キズ情報:B面12時に極小11回出るスレ→6・影響は小さい
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀音符内溝, 3時に33 1/3 Tours minule, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), フラット重量, 表記されたレコード番号:33 FCX 450, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:XLX 390 21B/XLX 391 21B (ストレート小文字スタンパー・英EMI/Pathéタイプ), EMIグループCOLUMBIA系フランス録音モノラル製造を示すXLX ***で始まりレコード番号を含まない専フランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 174622/M6 174623, 再補助マトリクス:パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1956年頃の製造分, フラット盤の最初期分, 旧番号存在せず, Disque incassableロゴ付きレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループCOLUMBIA系フランス音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), 5時に♬ COLUMBIA, リブレットなし, 表記されたジャケット番号:FCX 450, Price Code:Série de Luxe , 内ジャケに窓付き(初期タイプ), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris , 印刷:Mercure Editeur. Paris, デザイン不明, ペラジャケ存在せず, 棒付きジャケット裏文字ありで初出, フランスでこれより古いタイプ存在せず, オリジナル, originali
トピックス:1955年パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1956年Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1338(紺/金音符ツヤ段付レーベル・グルーヴガード厚手盤・両面コート・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1956年頃FCX 450(当装丁)にて初リリース, マウツジンスキ最初のショパン・リサイタルと思われる, ステレオは存在しない, 正統派ショパン弾き, 米国では米ANGEL:ACA 63, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ヴィトルト・マウツジンスキ(1914-1977)はワルシャワ生まれのピアニスト。ワルシャワ音楽院でフェルッチョ・ブゾーニ門下のユゼフ・トゥルチンスキに師事した。1936年には、元ポーランド共和国首相で19世紀ロマン派ピアニストの黄金時代を知るイグナツィ・パデレフスキの薫陶も受けた。1937年に開かれた第3回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞した実力派である。パリ音楽院に留学してイシドール・フィリップやマルグリット・ロン等の教えも受けている。また、パリではフランスのピアニストであったコレット・ガヴォー(Colette Gaveau)と結婚している。ショパン直系の指導とパリ音楽院の両方を身に付けた本物の実力派。1940年パリ・デビューし、同時期に仏COLUMBIAと契約。1945年、戦争が終わると拠点をスイスに移し、ロンドン・デビューを行うなど国際的な活躍をするようになり、1958年にはポーランドに20年振りに帰還している。1960年には、ワルシャワで開かれたショパン生誕150年祭で18回のコンサートを行って大評判となり、ワルシャワ・ショパン協会の名誉会員に選ばれ、1960年よりショパン・コンクール審査員となる。ショパン弾きとして知られる。ポーランド風の暗調で湿った空気感が個性。味わい深さは格別。年齢を重ねるほどに愛着の湧く1枚になるだろう。1961年に来日し、日比谷公会堂でソナタ2番他を演奏したらしい。ポーランド人の血が直接伝わってくるようなショパンである。過度な明るさはなく、暗調に近い音色だが奇妙なサロン風のスタイルを持ち、特に1960年頃からその傾向が強まるピアニスト。マウツジンスキのショパンを1枚だけ選ぶとすれば当盤をお薦めしたい。代表的な選曲とマウツジンスキの個性がよく出た演奏である。重苦しさは全くなく、かといって軽くもない良い所が出た1枚。曲により静かに語り、あるいは大胆に歌うショパン弾きの醍醐味が味わえる。1955年頃のモノラル録音。サロン風味も持つがなんといってもラテン系ではない田舎の鄙びた風情を感じさせる点が独特の魅力である。マウツジンスキの個性はそこにあると感じさせてくれるLPである。1960年代後期から全く姿を消してしまった。1977年に亡くなった事から早い時期に現役引退したものと思われる。COLUMBIAレーベルに少なからぬ録音を残した大物である。

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