[PHILIPS] A.グリュミオー(vn) B.パウムガルトナー指揮ウィーンso. / モーツァルト:Vn協奏曲2番K.211, Vn協奏曲5番K.219

[ 1305-015p ] Mozart, Arthur Grumiaux, Bernhard Paumgartner, Wiener Symphoniker – Concertos For Violin & Orchestra N°2, K. 211 & N°5, K. 219

通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1305-015p

作品名:モーツァルト:Vn協奏曲2番K.211 | Vn協奏曲5番K.219
演奏者:A.グリュミオー(vn)B.パウムガルトナー指揮ウィーンso.
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:A 00258 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでのオリジナル・タイプ】---アズキ/銀Minigroove□33 1/3内溝土手, 5時にMade in Holland(ラウンド銀文字), ザラザラ表面・ナイフエッジ厚手, 表記されたレコード番号:A 00258 L, Rights Society:なし, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:AA00258 1L =15 670 1△3/AA00258 2L =37 1670 111 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS録音モノラル製造を示すAA***で始まりレコード番号を含むオランダ専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 670の刻印はPolyGram Record Service B.V.Baarn.でマスターが製作されたことを示す, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在しないがフラット盤が存在する(ナイフエッジはすぐ後と思われる), 最古レーベルだが最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するが初期である, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, PHILIPS音源のPHILIPS制作プレス, 工場:Philips Phonografische Industrie , 英語表記・蘭/英語圏流通分, オランダでのオリジナル・タイプ, original type in Nl.
ジャケット:【オランダでのオリジナル】---表コートペラ, 青ベース〇Mozart Jubilee Edition 1756-1956のロゴ付き, オリジナル内紙残存, 英語表記・蘭/英語圏流通分, 表記されたジャケット番号:A 00258 L, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:N.V. Philips Phonografische Industrie , 印刷:記載なし・オランダ製, デザイン不明, 旧番号存在せず, オランダでこれより古いジャケット存在せず, オランダでのオリジナル, original in Nl.
トピックス:1954年10月ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00258 L(アズキ/銀Minigrooveレーベル・フラット盤・当ジャケット入り)にて初リリース, これはすぐ後のナイフエッジ厚手盤入りオリジナル・タイプで1-2年後の製造分と思われる, モーツァルト・ジュビリーのためのグリュミオーの初回全曲録音の一つ, 1953-5年ウィーンで録音され1956年にモーツァルト・ジュビリー・シリーズとして・A 00199/00258/00313 Lでバラ3枚で発売された, フランスでも同年同一番号で発売された, 英国ではABL 3040/ABL 3099/ABL3147, 録音年は1/7番が1955年5月ウィーン・3/4番が1953年11月ウィーン

商品詳細:グリュミオーは2回録音があり、これが初回録音のモーツァルト・ジュビリー3枚のうち最初の1枚。2回目C.デイビスとのHIFIステレオも音質は素晴らしいが、グリュミオーのソロだけ考えると、この初回モノラルが断然優れている。'54年録音としては音質は悪くなく、前に出てくる。Vnの音は当時としてはトップレベルだと思う。ここでのグリュミオーは敢えて大胆な表現はせず、丹念にモーツァルトの心の機微を表現するかのように、無心に歌う。PHILIPSは1956年のモーツァルト生誕200年記念に合わせて数年前から準備をしており、当時モーツァルテウム音楽院の学院長であり、モーツァルトの研究の第一人者でもあったベルンハルト・パウムガルトナー(1887-1971)に監修を依頼。パウムガルトナーは1917-1959年まで学院長を務めた。1956年の発売に合わせて着々と録音を進め、全レコード会社中で最大規模とクオリティを持つモーツァルト・ジュビリーシリーズを発売した。勿論他社でもモールァルト生誕200年記念企画は行われ、DGG、米COLUMBIA、VEGAなども参加して独自企画を発売したが、質・量共にPHILIPSのモーツァルト・ジュビリーは圧巻であった。これらの全貌は未だ不明であり、モーツァルティアンが生涯をかけてコツコツ集めて、その優越感、満足感に浸れる当時最高ランクのモーツァルトのLPシリーズである。ジャケット下には丸いロゴがあり、すぐに見分けが付くようになっている。Vn協奏曲部門ではグリュミオーが担当し、3枚のLPに6曲を収録した。ジュビリー・シリーズの中でも核心といえる録音である。3/4番がモラルト指揮ウィーンso.、残り4曲(1/2/5/7番)はB.パウムガルトナー指揮ウィーンso.が担当した。監修者自ら指揮を行った4曲の信頼度も、モラルトというモーツァルト振りの指揮者の場合も、そしてオケがウィーン交響楽団ということも全て総合して、この企画が当時PHILIPSが可能だった最高のキャストだったことは間違いない。中でも2/5番の入荷は多くなく、3枚揃えば大きな満足感を得られると信じる。パウムガルトナーはこの企画の成功を評価され、1959年から1971年までザルツブルク音楽祭の総裁を務める。1958年には来日して当時のABC交響楽団(近衛管弦楽団)などを指揮している。モーツァルトのVn協奏曲の原典でもあり、終点といっても差し支えない録音群である。

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