[MELODIYA] L.コーガン(vn) K.リヒター(cemb) / バッハ:6つのVnソナタ B.1014~1019

[ 1305-010 ] Bach - Leonid Kogan, Karl Richter ‎- Sonaten Fur Violine Und Cembalo Bwv 1014 - 1019

通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1305-010

作品名:バッハ:6つのVnとCembのためのソナタ(全6曲)/ソナタ第1番ロ短調B.1014, ソナタ第3番 ホ長調B.1016, ソナタ 2番 イ長調 .B 1015 | ソナタ第5番 ヘ短調B.1018, ソナタ第4番 ハ短調B.1017, ソナタ第6番 ト長調B.1019
演奏者:L.コーガン(vn)K.リヒター(cemb)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 04269-72
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---ピンク/黒SL(シングルレター), CTEPEO ○○33, 外周1.5cmの盛上りあり, グルーヴガード厚, ГОСТ 5289-73, TУ-なし, Repertoire group:Вторая гр-2., Price Code:1-20, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33CM04269 4-1 /33CM04270 4-1・33CM04271 4-1/33CM04272 4-1(ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1970年代のスタンパーによる1974年頃製造分, プレ・メロディア/DL存在せず, 最古レーベル・最厚プレス世代である, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, Eurodisc・Musikproduktion-MELODIYA共同製作音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, ノーマル・カップリング, オリジナル世代, original generation
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---4方開アルバム, リブレットは付かない, 表記されたジャケット番号:33CM 04269-72, Price Code:Цена 2 руб. 70 коп., 露語表記・国内仕様, 背文字:なし, ジャケット裏年号:Apt. 61-8, Зак.なし, (P)(C)なし, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, オリジナル世代, 箱に入るケースもあるが工場により異なる, original generation
トピックス:1972年1月/5月ドイツ・ミュンヘン・バイエルン放送スタジオにてステレオ録音, 録音技師:Horst Lindner, プロデューサー:HanC RicharД Stracke, Eurodisc・Musikproduktion-MELODIYA共同製作録音, 単売も存在する, EURODISC:85 935 XK, 仏シャン・デュ・モンド:LDX 78550-1, MELODIYAはWジャケット2枚組/箱入りでCM 04269-72にて同時リリース, ややハイ上がり気味の録音だが高音を絞ると落ち着いた音になる, 西側ではEURODISCがオリジナルとなる, コーガン唯一のバッハ:Vnソナタ全集録音でMELODIYAでは1974年頃CM 04269-72(当装丁世代)で初リリースされた, 輸出仕様は紺/銀SLレーベル・国内仕様はピンク/黒SLレーベル・国内/輸出共用仕様は青/銀SLレーベルと分けられる, 演奏;★★★★★, 音質:★★★★(高音を絞ると聴きやすくなる)

商品詳細:MELODIYA/EURODISCとの共同制作。メロディアのロゴが付くが録音は1972年ドイツ・ミュンヘンのバイエルン放送局での録音で、西側ではEURODISCがオリジナルとなる。現場の生々しさや息使いまで収録されていて、情報量は最も多いようだ。仏はシャンデュモンドから出ている。低価格の名演奏だと思う。マカノヴィツキー、バルヒェットなどの名演はあるが、現実的な価格で入手できる優れた演奏という点で第一に推薦したい録音!チェンバロはMELODIYAとは関係のないカール・リヒターでこの共演が共同制作の理由なのだろう。カール・リヒターはノイぺルトのモダン・チェンバロを使っている。コーガンも伝統的モダン奏法なのでモダン・チェンバロは何ら問題にはならない。リヒターは伴奏を意識しすぎか、ややコーガンが前面に出るバランスとなっている。コーガン好きには問題のない演奏だが、本来の曲の趣旨からするとヴァイオリン、チェンバロの右手、左手の3声部がそれぞれ独立して動き、聴き手に全ての声部が聴き取れるようになるのが理想である。但し名盤とされる録音では必ずしもそのような演奏は多くはない。理想的バランスをとれば、恐らくヴァイオリンが薄くなり、音楽の求心力が消えてしまう傾向となるだろう。学研的な理想と心に残る実演とは決して同じにならないのが世の常だろう。コーガンのヴァイオリンは流石に清冽で情感を抑えた表情は長く聴き込める素晴らしい次元の演奏である。惜しむらくはバイエルン放送局の録音がハイ上がりになったままである事。これはEURODISC側のカッテイング技師の責任である。マスターからスタンパーを作る際にマスタリングの吟味をおろそかにした可能性が高い。プロデューサーもこの点を修正しなかった点を見ると、旧ソ連で録音されればもっと良い音質となったことは明かだろう。MELODIYA側は旧ソ連で修正なしのマスターを作った点も解せない。聴く際はトーンコントロールでハイを絞れば上手く聴こえるようになる。この録音は西側ではEURODISCがオリジナルであることが知られていて、EURODISCが再版も含めかなり高額で販売されているのを目にする。MELODIYA盤のオリジナルの方が聴きやすく、安価である。

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