[Les Discophiles Français] M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ室内o. / ベートーヴェン:交響曲5番Op.67「運命」, 交響曲4番Op.60

[ 1307-055 ] Beethoven, Orchestre Hewitt ‎– Les Symphonies de Beethoven

通常価格:¥ 9,900 税込

¥ 9,900 税込      



商品コード: 1307-055

作品名:ベートーヴェン:交響曲4番変ロ長調 Op.60 | 交響5番Op.67「運命」
演奏者:M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 61
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : 奇跡的盤質・A面に販売店シール貼りあり
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤輪青地図内溝, 12時にMade in France(ラウンド黒文字), フラット重量, 表記されたレコード番号:61(DFは付かない), Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:DF 61 1C5/DF 61 2C5(ストレート小文字スタンパー・Pathé初期タイプ), DF録音・製造を示すDF***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 153922/M6 153923(A面にはM6- 135448が存在する), 再補助マトリクス:ストレート・パテキュラー・XPARTX 21522/XPARTX 21523(A面のみXPARTX 14432が存在する), ストレートタイプ3種併存のPathéプレス, 1950年代スタンパーによる1956年頃の製造分, 赤輪青地図内溝レーベルフラット盤の初期分, 中溝プレス等の異なる溝タイプ存在するが工場違いまたは使用機械の違いと思われるが内溝フラット盤が最初期であることは疑いない, 更に古いマトリクス存在する(A面には1C2が存在する), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 最古レーベル・最厚プレスである, Les Discophiles Français音源のLes Discophiles Français制作Pathéプレス, レーベルの青輪の色は最も濃い, この番号はDF 61ではなく初期番号61である, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでの第2版】---見開灰クロス紙(朱色文字サークル), ジャケット番号:DF 61(先頭にDFが付かない初期ジャケットは存在せず), 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・シングルジャケット存在する), 製作:Les Discophiles Français - Henri Screpel, 印刷:不明・フランス製, シングル灰クロス紙(朱色文字サークル)が存在する, 青系シングルジャケットは存在しないと思われる, 見開ジャケットは初年度ではないと思われる, 第2版, 2nd issue
トピックス:1955年頃(前後2年程度の幅在り)パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1950年代初期~中期にDF 61(赤輪青地図内溝レーベル・フラット盤・シングル灰クロス紙(橙文字サークル)ジャケット入り)にて初リリース, レコード番号61のシングル灰クロス紙ジャケ入りが最初と思われる, ジャケットは数種存在, 盤も数種の形状が存在するが正確な変遷は不明である・同じ工場で製造していないので異なる工場のプレスに序列を付けることは困難・但しレーベルの青輪の色が紺に近い最も濃い色の内溝レーベルでフラット重量盤で更にPathéが付いている場合は初年度分と判断できると思われる, DFについて完全な序列を把握している人物はいないと思われる, 当盤は最も濃い輪の色の内溝で番号にDFが付かない点と最初期の重量フラット盤である・またストレートPathé初期マトリクスを使っていることから初年度または1年程度遅れての製造分ではないかと推測される(限りなく初年度に近い), DF 61で状態の良い盤は過去に入荷がない, フランスのオケによる最初期のベートーヴェン交響曲録音, モノラルの非常に強力な音圧を持つ録音, 盤質7は殆ど難しい, M.エウィッツ指揮のベートーヴェン交響曲はこの2曲1枚だけと思われるが全貌は不明, エウィッツは英語圏ではヒューイットになる, 演奏:★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:DF最初のベートーヴェンはエウィッツが担当した。この時代では考えられない程のスピード感があり、緊張感の高い演奏。適度なリズムが実に快い。フランスではLP最初期からこんな演奏がされていたのかと思うと、フルトヴェングラー全盛のベートーヴェンを生んだドイツとの差に愕然とした。同時期では米国にはトスカニーニが居て、やはりこのようなテンポの良い演奏が主流だったが、欧州では英国のクライバーでさえここまで至っていなかった。エウィッツ恐るべし。これが純フランスに於ける当時のベートーヴェン解釈だったのだろうか。そういえばフランスの心臓というべきERATOは1960年代までにベートーヴェンの交響曲を録音しなかったが、このDF録音の影響もあるのかもしれない。純フランスの「運命」はリズミカルで澱みがなく、無駄な音がない。しかしオケの迫力は凄まじく、モーリス・エウィッツ室内o.がここまでのスケールとパワーを出せるとは驚きの一言。意味のない深刻さが演奏に存在しないのが心地いいが、反面、曲はしっかりと深刻な苦悩を描き出す。二律背反を内包しつつ高いクオリティを保っているのが不思議な、フランス人の「運命」。

エウィッツの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)