[ETERNA] F.コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウスo. / ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」

[ 1307-038nb ] Beethoven, Franz Konwitschny ‎– Sinfonie Nr. 3 Es-dur Op. 55 (Eroica)

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商品コード: 1307-038nb

作品名:ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」/--第1楽章・Allegro con brio-- 第2楽章・Marcia funebre: Adagio assai I-- | --第2楽章・Marcia funebre: Adagio assai II--第3楽章・Scherzo: Allegro vivace--第4楽章・Finale: Allegro molto
演奏者:F.コンヴィチュニー指揮ゲヴァントハウスo.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:820 181
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:6 : 両面とも軽度
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面2時に小8回出る点, B面2時に小4+3回出る点
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのモノラル・オリジナル】---緑白/黒V字, ETERNA大ロゴ, ▽M33, フラット重量, (P)なし, Rights Society:記載なし, スタンパー/マトリクス:X 0203581/X 0203582 A3C (ラウンド中文字スタンパー・ETERNA初期+Suprahonタイプ), ETERNA録音モノラル製造を示すX 0***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(time code):なし, 再補助マトリクス:なし, time codeスタンパーがなく年代不明の1960年代スタンパーによる1961年頃の製造分と思われる, 10"存在せず, 旧番号存在せず, フラット盤の初期分, 濃緑白葉/黒内溝レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明(しない可能性高い), ステレオ存在する, RIAAカーヴである, ETERNA音源のETERNA制作Suprahonプレス, 工場:VEB Deutsche Schallplatten Potsdam-Babelsberg, モノラル・オリジナル, original for mono
ジャケット:【旧東ドイツでのモノラル・オリジナル・タイプ】---折返紙ペラ, 表記されたジャケット番号:820 181, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:(285)Bg 067/62, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:Bg 067/61(当ジャケではない・年号違い), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDR, 印刷:不明 E-8-86・東独製, 住所:住所:VEB Deutsche Schallplatten W8 (旧住所), これより古いデザイン存在しないが裏年号Bg 067/61が存在する, 裏年号1964からベートーヴェンのイラストデザインに変更される, モノラル・オリジナル・タイプ, original type for mono
トピックス:1960年3月1-15日ライプツィヒ・ベタニア教会スタジオ (Studio Bethanienkirche, Leipzig)でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Vittorio Negr, プロデューサー:Dieter-Gerhardt Worm, 編集/カッティングマスター:Christoph・Stickel, 1961年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年モノラル:820 181(当装丁・裏年号61の同一デザインジャケット入り)で初リリース→1964年820 412(緑白/黒V字・ベートーヴェン・イラスト)→1967年から820 412(黒/銀レーベル), ステレオは1964年/1965年825 101(V字ステレオ)→1967年/1968年825 412(黒/銀ツヤレーベル)で再リリース・その後も1980年代まで変遷する, 820 001で3番が出ているが1954年11月3-4日ドレスデンsk.との初回モノラル録音でこれとは別の録音, これは2回目の1959~1961年全集録音の一つ, これは1961年頃製造の盤が1962年製造のジャケットに入るケースで初期盤, 驚くべきモノラルの音質!後に番号が変更される前の最も早いプレス, 820/825 412はこの音に及ばない!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:1960年3月のコンヴィチュニーの「エロイカ」は2回録音。最初は有名な1954年ドレスデン。これはその後にゲヴァントハウスo.と1959~1961年全集録音したうちの一つ。初回ドレスデンばかりが話題に上るが、コンヴィチュニーらしさという点ではこの2回目録音は見逃せない。ドレスデンが渋く暗い息苦しくなる程に悲愴な印象を受けるのに対し、この1960年はドレスデンとの録音が嘘のようなまるで別人のように感じる演奏なのである。こちらは端正且つ重厚で、直線的に猪突猛進と言える突進現代感覚を持つ演奏。コンヴィチュニーの内面で非常に大きな変化があったのだろう。こちらが本来のコンヴィチュニーの姿だろう。しかしドレスデンとの旧録音があまりに特別であったため、こちらの評価は相対的に低くなる。しかし3番以外はこのスタイルで演奏しているわけで、ドレスデンとの3番は番外とすべきだろう。周りや後ろを振り返らず、前だけを見据えてマイペースで突き進む姿。これも素晴らしいコンヴィチュニーの姿である。こちらの演奏に勇気付けられる方は多いだろう。このプレスこそ、1961年、最初にリリースされたモノラル旧番号である。最も録音時の気分が的確に反映された音であることに疑いの余地はない。1965年頃ステレオが発売されるがこのLPを聴いて胸躍らない方はたとえ10万円のV字ステレオ盤を聴いても胸躍るはずがないのである。1964年頃820 412と番号が変わりベートーヴェンのイラストジャケとなる。この旧番号とは鮮度が違いが少なからずある。更に1967年頃から黒/銀レーベルでステレオが登場する。音はすっきりするがまとわりついていたオーラのような周辺部が削り取られて骨だけになる。まるでコケむした枯れ枝を洗ってきれいにし床の間に飾った後のように側物的になるのである。森の中でコケに包まれていた時に感じた存在感及び空気感は床の間に再現することはない。コンヴィチュニーのベートーヴェン交響曲に発売は非常に複雑でなかなか完全に説明することは困難だが、モノラルオリジナルが最も忠実に録音時の雰囲気を再現している。

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