[La Voix De Son Maître] W.ランドフスカ(cemb) / バッハ:ゴルトベルク変奏曲B.988

[ 1307-012 ] Bach, Wanda Landowska – Variations Goldberg

通常価格:¥ 8,800 税込

¥ 8,800 税込      



商品コード: 1307-012

作品名:バッハ:ゴルトベルク変奏曲B.988/--Aria-- Variation No. 1~ Variation No. 16-- | -- Variation No. 17 ~ Variation No. 30 (Quodlibet)--Aria
演奏者:W.ランドフスカ(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 137
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面12時に目立つ3~4cmの無音スレ3本あり・微かに数回感じる部分あるが7の範囲
レーベルタイプ:【フランスでのLPのオリジナル】---銀大ニッパー内溝, 9時にDisque Invassable, 3時に33 1/3 Tours minule Made in France, 6時に Longue Durée-Microsillon, フラット重量, 表記されたレコード番号:FALP 137, Price Code:Ⓐ, :Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:EO LRC 3872 9S/EO LRC 3873 5S (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループのフランス録音・モノラル製造を示すEO LRC***で始まりレコード番号を含まないフランス型フランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパーM6-132894 A1/M6-132488 A1, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1950年代製造のスタンパーを用いた1952年頃の製造分, 旧番号存在せず, Disque Invassableロゴ付レーベルのLP最初期分, 銀大ニッパー内溝レーベル・フラット盤の最初期分, フランスでこれより古いレーベル存在せず, フランスでLPの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループ・フランスでのSP音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでのLPのオリジナル, original for LP in Fr.
ジャケット:【フランスでのLPのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 5時に薄茶ベース□ニッパー La Voix De Son Maître, 表記されたジャケット番号:FALP 137, Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:記載なし・フランス製, ペラジャケットの最初期分, 棒付ボードは存在せず, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのLPのオリジナル, original for LP in Fr.
トピックス:1933年11月9日/13-15日パリ・Studio Albert, Paris・でのSP録音, 録音詳細不明, 当初EMIグループからSPで初リリース(番号不明), フランスでは1952年頃Pathé MarconiによりLPへの復刻が行われ同年La Voix De Son Maître:FALP 137(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のLPのオリジナル, 英国では1954年フランスから送られたマスターによりHis Master's Voice:ALP 1139(金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース, フランスのFALP 137が世界初の復刻LPである

商品詳細:1952年アカデミー・シャルル・クロのグランプリ・ディスク受賞。ランドフスカの初回1933年録音のSP初復刻盤。この録音は、既にLP初期には復刻されていて、重要な録音だったことが窺われる。彼女は1945年にも、RCA録音の2回目目があるが、やはりこのSP録音こそ、彼女の本質を表している。チェンバロ(ピアノも含め)で演奏された世界最初の録音だった。今聴いても、色褪せることのない彼女の意志が伝わってくる。音質はかなり良い。これは最初の1933年録音のフランスでの初復刻LPである。COLHではリリースされていない。理由はCOLHシリーズが始まる以前の1954年頃発売されたからである。バッハ:ゴルトベルク変奏曲は20世紀前半には、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」はほとんど演奏される事はなかったらしく、ウィルヘルム・バックハウスとクラウディオ・アラウが1930年代にピアノで公に演奏したが、1933年5月にランドフスカが初めてチェンバロで演奏した。そして6ヵ月後、彼女はPathé Marconiのためにパリで同曲を録音したのである。これはチェンバロによる公式な世界初録音となった。1945年には米国RCAヘ2回目の録音を行った。当時もバッハの鍵盤楽器用音楽をピアノで弾くべきでないという風潮はあったが、彼女はこれを強く支持した。その影響は決して小さいものではなく、彼女がアメリカに渡ってからは、若いピアニストがバッハをピアノで弾くことは時代遅れでありほとんどタブーと見做されることになったという。その風潮はグレン・グールドの「ゴルドベルク変奏曲」により消え去り、以降はバッハの曲をピアノで演奏することは当然のこととなった。ランドフスカの楽器はモダン・チェンバロと呼ばれ、1912年、フランスのプレイエル社ヘの二段鍵盤の特注品である。現在ではモダン・チェンバロは過去の遺物とみなす風潮がある。ピリオド楽器と比べ音量も大きく、フレームも金属製、弦も太く、低域も強く出る為に太い音が出る特徴がある。ピリオド楽器とは別の楽器と考えるべきだろう。ランドフスカはこのモダン・チェンバロの特性を活かし切った演奏家である。しかし出来上がった演奏を聴けば楽器の違いなど些末な事であると感じる程、豊かな表情である。この演奏が物語るものは音楽は楽器ではなく表現そのものであるという事だろう。

ランドフスカの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)