[DECCA] C.カーゾン(pf) H.クナッパーツブッシュ指揮ウィーンpo. / ブラームス:Pf協奏曲2番Op.83

[ 1308-055p ] Clifford Curzon, Johannes Brahms, Wiener Philharmoniker, Hans Knappertsbusch – Second Piano Concerto

通常価格:¥ 8,800 税込

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商品コード: 1308-055p

作品名:ブラームス:Pf協奏曲2番Op.83/--1.Allegro Non Troppo--2. Allegro Appassionato-- | --3.Andante--4.Allegretto Grazioso
演奏者:C.カーゾン(pf)H.クナッパーツブッシュ指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5434
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面7時に極小数回出る点あるが7の範囲, B面3時に小3回出る点, 6時に小2回出る点あり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---銀外溝, 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, 12時にMade in England(ラウンド銀文字), 厚手(フラット後のグルーヴガード厚手以前の厚手盤), 表記されたレコード番号:LXT 5434, Rights Society:記載なし, (P)1958 (Recording first published), TAX Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す), スタンパー/マトリクス:ARL-3875-1A/ARL-3876-2A (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA録音モノラル製造を示すARL***を含みレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)の担当を指す, 補助マトリクス(3時):U/U, 再補助マトリクス(9時):2/1, 1950年代スタンパーによる1958年頃製造分, 旧番号/10"存在せず, 銀外溝レーベルの最初期分, フラット盤は存在しないと思われる, これより古いレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時は存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 2時に黒ベース〇6角□ DECCA RECORDS, 表記されたジャケット番号:LXT 5434, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:MC 58.3, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:MC 58.3(当ジャケットであと思われる), 製作:The Decca Record Company Limited. London, ., 印刷:MC---Mears & Caldwell Ltd. Crammer Road, London, 旧デザイン存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1957年10月21-24日ウィーン・ゾフィエンザールでのモノラル録音, 録音技師:G.パリー, プロデューサー:カルショウ, 1958年The Decca Record Company Limited. London, によりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5434(当装丁)にて初リリース→1960年同一番号・銀中溝レーベル・グルーヴガード厚手盤・折返表コートペラジャケット入り変更, これは初年度リリース分オリジナル, SXLは存在せず, 1974年Eclipse:ECS 751で疑似ステレオ発売, 第1番はジョージ・セル/ロンドンso.と1962年5月モノラル/ステレオ録音がある・LXT 6023/SXL6023, 数少ないクナッパーツブッシュとの共演(全3曲), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1958年モノラルのみの発売、レア盤。カーゾン/クナと言えばSXLで協奏曲は皇帝が思い浮かぶが、この曲は知られていない。モノラルだからと侮ると大変な損失、これはステレオなどお呼びでなく凄いクオリティの録音。モノラルも頂点を迎え、これで何故ステレオが必要か?クナ/ウィーンもワーグナーの様で凄いが、それに対抗したカーゾンも負けじと真っ向かから勝負、競演の醍醐味が味わえる。それでいてトータルで一つの美術品のような完成度。これぞ本物の協奏曲演奏!クリフォード・カーゾン(1907 - 1982)はロンドン出身。「ペルシャの市場にて」などで有名な作曲家、アルバート・ケテルビーの甥である。王立音楽アカデミーに学ぶ。1923年にプロムスで公開デビューを果たした。1928年から1930年までベルリンに留学してアルトゥール・シュナーベルに、その後パリに留学してワンダ・ランドフスカとナディア・ブーランジェにも師事。英国きっての古い時代のピアニストである。カーゾンのスタイルはいかにも英国紳士風であり、DECCAのプロデューサーのジョン・カルショウからの信頼も厚かったらしい。ジョン・カルショウはカーゾンを尊敬していたという。録音嫌いだったために、残された数少ない録音は一枚一枚が貴重な宝物といえる。1949年9月のジョージ・セル/ロンドンpo.とのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』がDECCAでの最初のLP録音と思われる。ドイツ=オーストリア系の作品を得意とし、乱造をせず、録音は非常に丁寧に行った事が窺える。これは1957年10月にウィーンにて大物指揮者ハンス・クナッパーツブッシュとの共演となったモノラル録音。1957年6月には同じメンバーでベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』のDECCAで初のステレオ録音を行いベストセラーLPとなった経緯がある。1954年ベートーヴェン:ピアノ協奏曲4番がクナッパーツブッシュとの最初の録音。クナッパーツブッシュとはこの3曲が全てと思われる。オケの勢いは流石に素晴らしく、クレメンス・クラウスと同格といえる。ブラームスのピアノ協奏曲2番は最初にバックハウス/シューリヒトが録音した。カーゾンはDECCAで2回目の録音となったが、クナッパーツブッシュという強力な指揮者を得て、完成度の高さはバックハウス/シューリヒトにも全く引けをとらない。カーゾンのソロにはバックハウスにはない独特のリズム感があり、名演とされるバックハウス/シューリヒトとの聴き比べも面白いだろう。

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