[DECCA] R.リッチ(vn) A.コリンズ指揮ロンドンso. / パガニーニ:Vn協奏曲1番Op.6, 2番Op.7
商品コード: 1308-040nb
商品詳細:パガニーニ:Vn協奏曲1番は1952年頃VOXにビゴー/ラムルーo.との録音があり2回目、2番はこれが初録音になる。その後ステレオ期米DECCAにM.ルドルフ/シンシナティo.と2回目録音がある。1番はLW 5344という10"でも出ているが同年代の発売。リッチは1918年、伊系移民の子としてカリフォルニア州に生れる。ベルリンでクーレンカンプに師事、ドイツ様式を習得。彼の特徴は驚異的な超絶技巧にある。1947年パガニーニのカプリース(DECCA)は今もってレビンと並ぶ凄い録音。彼の英DECCA時代は流石にその技巧を生かした名録音が多い。技巧派で一世を風靡したルッジェーロ・リッチ(1918- 2012)は1950年代後期に米DECCAに移籍して多くの録音を行い、米DECCAから発売されたが音質の点で芳しくない。米DECCAで成功した録音は「クレモナの栄光」等の数点に限られる。DECCA録音の中でもリッチの技巧が冴え渡るパガニーニこそ彼の本分が楽しめる曲と言えよう!リッチの初録音は1947年、29歳でDECCAに録音したパガニーニ:24のカプリースであった。これが世界初のLPによる全曲録音となる。現代音楽の作曲家による多くの作品の世界初演を行っており、ヒナステラの協奏曲などは録音も残している。このようにリッチとパガニーニとは切り離せない関係にある。このパガニーニの協奏曲集こそリッチの真骨頂が味わえる1枚である!ステレオは存在しない。
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