[DECCA] W.バックハウス(pf) C.クラウス指揮ウィーンpo. / ベートーヴェン:Pf協奏曲4番Op.58

[ 1308-031p ] Beethoven - Wilhelm Backhaus With Vienna Philharmonic Orchestra Conducted By Clemens Krauss – Piano Concerto No.4 In G Major, Opus 58

通常価格:¥ 8,800 税込

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商品コード: 1308-031p

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲4番Op.58/--1.Allegro Moderato-- | --2.Andante Con Moto--3.Rondo (Vivace)
演奏者:W.バックハウス(pf)C.クラウス指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2629
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:記載なし, 表記されたレコード番号:LXT 2629, Tax Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す)・最古, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 853-1B/CA ARL 854-1B (ラウンド大文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARLを含みレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):UK/BC, 再補助マトリクス(9時):4/31, カッティング担当:イニシャルBはRon Mason(ロン・メイソン)を示す, 1950年代のスタンパーを使った1952年頃製造分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, カッティング担当の前任者:なし, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.Surrey, U.K, オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 4時にffrr耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2629, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし(1950-3年頃はないことが多い), (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Mears & Caldwell Ltd. London, 紙素材の最古ジャケットである(ボードジャケットは存在しないと思われる), これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1951年5月31日ウィーン楽友協会ホール(Wiener Musikverein)でのモノラル録音, 録音詳細不明, 英DECCAでは1952年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年10月DECCA:LXT 2629(当装丁)にて初リリース, 1957年頃 LXT 5354でRIAAカーヴタイプが発売された→1960年頃ACL 36に変更, これは初年度リリース分オリジナル!, バックハウスの初回モノラル録音・2回目録音はモノラル/ステレオ(イッセルシュテット指揮), 旧録音は定評通りの名演!ジャケ裏年号はあまり古いと記載がない, これは最初の1952年分と思われる, 盤を裸で入れた時代で盤質7は殆どない

商品詳細:1951年録音、翌1952年に発売された初回モノラル録音。多くの人がイッセルシュテットとの2回目ステレオ録音の方を好まれるが、是非この初回モノラル録音を聴いて欲しい。SXLのすっきりした方を求めるのも分かるが、ソロだけを見るならば、美しくもキリリとした弱音から、強打するのではなく情熱を込めて香り立つ強音まで、バックハウスのソロの偉大さが伝わる。しかも歌心がある。奥行きの深さもステレオの比ではない。まさに魂に触れる音。バックハウスの旧録音は2/4/5番がクラウス/ウィーンpo.、3番がベーム/ウィーンpo.、1番の録音はない。イッセルシュテットとのステレオにばかり注目が集まるが、このモノラル録音の方がバックハウスは燃えており、C.クラウスの指揮も熱い。当時のウィーンpo.の甘さがほんのりと香り、天上界的な高貴さが感じられる。ステレオ期に忘れ去られた情感があった。1951年録音。Mr.ウィーンことクレメンス・クラウスは1954年世を去る。かろうじて残された最高レベルのPf協奏曲4番!その後1958年~1959年のハンスシュミット・イッセルシュテットとのモノラル/ステレオ全集録音が行われた。この録音で始めてバックハウスはベートーヴェンの協奏曲全曲録音を果たすこととなる。ヴィルヘルム・バックハウス( 1884 - 1969)はドイツ・ライプツィヒ出身のピアニスト。1909年、協奏曲を世界で初めて録音するソリストに抜擢され、7月15日、ランドン・ロナルド指揮、新交響楽団(現ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団)との共演で、エドヴァルド・グリーグのピアノ協奏曲の一部を録音した。LP期では1950年頃からDECCAの専属としてベートーヴェン、ブラームスなどを録音。ベートーヴェンでは2回のソナタ全集録音がよく知られる。ベートーヴェンの協奏曲に関しては計画的に行われた録音ではかなったようである。何より1番の録音がない。1950年9月にベームとの3番。1951年5月に4番が録音され1952年5月に2番。1953年に5番。何故最初のベーム指揮で通さなかったのか? 何故1番を録音しなかったのか?など疑問が残る録音分なのである。しかし1950年代初頭という時期は全集というものに対する価値観は1960年代以降とは異なるだろう。そう考えると、バックハウス、クレメンス・クラウス、ウィーン・フィルという組み合わせは当時では当たり前でも今では限られた黄金期だけのものである。録音もモノラル・オーディオファイルプレスと呼べる高音質録音である。これを名演として、後世に継承してしかるべき内容である点は確かだろう。

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