[DECCA] W.バックハウス(pf) C.クラウス指揮ウィーンpo. / ベートーヴェン:Pf協奏曲5番Op.73「皇帝」

[ 1308-030p ] Beethoven - Wilhelm Backhaus, Clemens Krauss, The Vienna Philharmonic Orchestra – Concerto No. 5 In E-Flat Major For Piano And Orchestra, Op. 73 "The Emperor"

通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1308-030p

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲5番Op.73「皇帝」/--1.Allegro-- | --2.Adagio Un Poco Mosso--3.Rondo (Allegro)
演奏者:W.バックハウス(pf)C.クラウス指揮ウィーンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2839
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---橙/銀外溝, 12時方向にMade in France(ストレート金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 2839, Price Code:Ⓐ, Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1790-7A/CA ARL 1791-5A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すCA ARL/CB ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):フランス盤にはない, 再補助マトリクス(9時):1/1, カッティング担当者:イニシャルAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)を示す, 1950年代製造のスタンパーによる1956年頃製造分, 橙/金外溝レーベル・フラット盤存在する(1954年分・未入荷), フランスにこれより古いレーベル存在する, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクスは存在するか不明, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, DECCAグループ・オーストリア音源の仏DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Studios De La Société Française du Son., フランスでの第2版と思われる, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【英国でのオリジナルタイプ】---折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 4時にffrr耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2839, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットであると思われるが100%ではない), 製作:Disques Decca. Paris, 印刷:Dehon et Cie Imprimerie Paris, これより古いジャケット存在しないと思われるが100%ではない, オリジナルタイプ, original type in Fr.
トピックス:1953年5月にウィーン楽友協会ホール(Wiener Musikverein)でのモノラル録音, 録音技師:Cyril Windebank, プロデューサー:Victor Olof, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher, 1953年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年10月DECCA:LXT 2839(金ツヤ内溝レーベル・フラット重量・折返紙ペラジャケット・10/53)にて初リリース→1957年LXT 5355→1961年頃ACL 98に変更, フランスでは1954年頃仏DECCA:LXT 2839(橙/金外溝レーベル・フラット盤・当ジャケットデザイン)にて初リリース(未入荷)→1956年頃同一番号(当装丁)にてリリース, イッセルシュテットと1959年6月27日にモノラル/ステレオで再録音している, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:バックハウスの最も脂の乗り切った時期の傑作。イッセルシュテットとのステレオにばかり注目が集まるが、このモノラル録音の方がバックハウスは燃えており、C.クラウスの指揮も熱い。当時のウィーンpo.の甘さがほんのりと香り、天上界的な高貴さが感じられる。ステレオ期に忘れ去られた情感があった。1953年録音。Mr.ウィーンことクレメンス・クラウスは翌'54年世を去る。かろうじて残された最高レベルの「皇帝」!バックハウスの旧録音は2/4/5番がクラウスとの共演。3番がベーム/ウィーンpo.、1番の録音はない。その後1958年から59年のハンスシュミット・イッセルシュテットとのモノラル/ステレオ全集録音が行われた。この録音で始めてバックハウスはベートーヴェンの協奏曲全曲録音を果たすこととなる。ヴィルヘルム・バックハウス( 1884 - 1969)はドイツ・ライプツィヒ出身のピアニスト。1909年、協奏曲を世界で初めて録音するソリストに抜擢され、7月15日、ランドン・ロナルド指揮、新交響楽団(現ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団)との共演で、エドヴァルド・グリーグのピアノ協奏曲の一部を録音した。LP期では1950年頃からDECCAの専属としてベートーヴェン、ブラームスなどを録音。ベートーヴェンでは2回のソナタ全集録音がよく知られる。ベートーヴェンの協奏曲に関しては計画的に行われた録音ではかなったようである。何より1番の録音がない。1950年9月にベームとの3番。1951年5月に4番が録音され1952年5月に2番。1953年に5番。何故最初のベーム指揮で通さなかったのか? 何故1番を録音しなかったのか?など疑問が残る録音分なのである。しかし1950年代初頭という時期は全集というものに対する価値観は1960年代以降とは異なるだろう。そう考えると、バックハウス、クレメンス・クラウス、ウィーン・フィルという組み合わせは当時では当たり前でも今では限られた黄金期だけのものである。録音もモノラル・オーディオファイルプレスと呼べる高音質録音である。これを名演として、後世に継承してしかるべき内容であることは確かだろう。

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