[La Voix De Son Maître] P.デルヴォー指揮パリ国立歌劇場o. / デュカス:ラ・ペリ, シュミット:サロメの悲劇
商品コード: 1309-023p
商品詳細:P.デュカスは、フランス人の作曲家。晩年に100曲近く自らの作品を焼き捨てた為、70年の生涯で僅か15曲しか作品が残っていない。恋人であるN.トゥルハノヴァのために書き上げたバレエ音楽「ラ・ペリ」は条件が揃わず、初演まで二年の歳月を費やした。冒頭のファンファーレは特に有名であり、美しく華やかで、いつ聴いても胸が躍る。B面「サロメの悲劇」はフローラン・シュミットが黙劇のために作曲した付随音楽で、彼の傑作とも言われている。色彩豊かな5曲からなる組曲であり、この曲はイーゴリ・ストラヴィンスキーに献呈された。バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)によってバレエ化され、音楽は管弦楽組曲として単独でも演奏される。ここでは管弦楽組曲として演奏されている。1907年11月にパリのテアトル・デ・ザールにてデジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮により初演された。その後、バレエ・リュスの主宰者セルゲイ・ディアギレフの提案により、大編成のバレエ音楽に編曲された。バレエ版は、『春の祭典』初演の2週間後、1913年6月12日にシャンゼリゼ劇場におけるバレエ・リュスのパリ公演で、タマーラ・カルサヴィナ主演、ピエール・モントゥーの指揮、セルゲイ・スデイキン(Serge Sudeikin)によるビアズレー風デザインの美術・衣裳によって初演された。この曲もまた実にフランス的気分を持った作品。当盤が最も信頼できる演奏だろう。カッサンドル工房によるジャケットが印象的!
デルヴォーの在庫一覧へ