商品コード:1310-002[Les Discophiles Français] M.エウィッツ指揮/ J.ヴィエネ:舞踏組曲第1, 2番
商品コード: 1310-002
商品詳細:DFではなくSD番号扱い。これはSuite a DanserシリーズのSDを取ったシリーズで純クラシックではなく、ダンス音楽のシリーズである。当時DFの看板指揮者であった、モーリス・エウィッツの指揮。フランスに限らずこの時代、指揮者はクラシックだけではなく、多くの依頼を引き受けていた。ダンス音楽なら市場も大きく、当時はDFも扱っていた。ジャン・ヴィエネ(1896- 1982)はパリ生まれのピアニスト、作曲家。パリ音楽院で訓練を受け、そこでダリウス・ミヨーに師事し、エリック・サティと親交を結んだ。コンサート興行主、作曲家、ピアニストとしてのキャリアを進める。彼はモンマルトルにあるナイトクラブ・キャバレー「ガヤバー」のハウス・ピアニストであり、その後はル・ブッフ・シュル・ル・トワのハウス・ピアニストとして活動。1924年、クレマン・ドゥーセとの偶然の出会いが彼をポピュラー音楽の世界に導いた。既にジャズ愛好家だったヴィエネは、「ヴィエネとドゥーセ」という名前でクラシック音楽、ホットなダンス、ジャズを演奏するピアノ・デュオとして、ヨーロッパのミュージックホールでドゥーセとともに名声を博した。二人は1925年から1937年にかけて多くのデュオをSP録音している。 1945年の終戦後、ヴィエネは特に映画音楽(300以上を作曲)や歴史番組「ヒストリー・スピーチレス」(言葉のない歴史)のためのORTFの映画のオープニングテーマ音楽の作曲に専念している。ミヨー、プーランク、シェーンベルク、ベルク、ウェーベルンなどの作曲家による新しい音楽の促進において、ある程度の重要な役割を果たした。彼の作品には、フランスの機知と優雅さを取り入れたジャズが取り入れられている。彼の娘、エリザベス・ヴィエネは女優、歌手、シンガーソングライターである。作品では「フランコ・アメリカ協奏曲」 、 「コンサート・プール・オーケストラ・エト・アン・ピアノ・プリンシパル」(オーケストラと首席ピアノのための協奏曲)、そしてアコーディオンのための協奏曲など、数多くの協奏曲を作曲した。フランスのダンス音楽家では有名な人物である。ここでは2つの組曲を収録。どちらもジャズ・テイストの作品でピアノと管楽器をソロとした小編成のバンド作品である。
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