商品コード:1316-061[ASTRÉE] M.シャピュイ(org) / ロベルデ:フーガとカプリース(12曲)

[ 1316-061 ] François Roberday, Michel Chapuis – Fvgves Et Caprices


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商品コード: 1316-061

作品名:ロベルデ:フーガとカプリース(12曲)/Fvgue. Caprice Sur Le Mesme Sujet--Fvgue 2me. Caprice Sur Le Mesme Sujet-- Fvgue 3me. Caprice Sur Le Mesme Sujet--Fvgue 4me. Fvgue, Revers Et 2 Autres Sujets-- Fvgue 5me-- Fvgue 6me-- | -- Fvgue 7me--Fvgue 8me. Caprice Sur Le Mesme Sujet--Fvgue 9me. Caprice Sur Le Mesme Sujet--Fvgue 10me--Fvgue 11me--Fvgue 12me
演奏者:M.シャピュイ(org)
プレス国:フランス, France
レーベル:ASTRÉE
レコード番号:AS 14
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 上部に点字用テープ貼りあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ(英DECCAプレス)】---灰青/銀小レーベル,6時にSTÉRÉO Made in England,グルーヴガード厚,表記されたレコード番号:AS 14,Rights Society:DP,(P)なし,Price Code:なし,スタンパー/マトリクス:Y-27-1W/Y-28-1W (ストレート小文字スタンパー・ASTRÉE/英DECCAタイプ),ASTRÉE録音・製造を示すY***で始まりレコード番号を含まない英DECCA型フランス専用のマトリクス使用,補助マトリクス(3時):I/I,再補助マトリクス(9時):1/1,英DECCA:ED5と同等プレス,1970年代スタンパーを用いた1977年頃の製造分,モノラル存在せず,レーベルに別の色・プレス(ベージュ/黒・又は緑/銀レーベル仏PHILIPSプレス)が存在する可能性があるが順番は不明,これより古いレーベル存在するか不明,最古レーベル・最厚プレスの一つであると思われるためオリジナル・タイプとする,RIAAカーヴである,ASTRÉE音源によるASTRÉE制作・英DECCAプレス,ASTRÉEはValoisの古楽研究部門レーベルとして別レーベル扱いだが音源が流用される場合もある,カッティングマスター:イニシャルWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー),工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK,オリジナル・タイプ,original type
ジャケット:【フランスでのオリジナル】----見開両面コート背黒,6時にAtelier de Recherche Valois.(白文字),表記されたジャケット番号:AS 14,Price Code:Ⓦ,背文字:あり(白色・黒背景),ジャケ裏年号:なし,(P)1977(C)なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる・色の濃淡によるヴァージョン違いあり),製作:Auvidis-Astrée.by Michel Bernstein.,印刷:Est-Typo-Offset, Vincennes,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original
トピックス:1977年3月フランス・ロクモール・サン ジャン バティスト教会(Collégial De St. Jean-Baptiste, Roquemaure)・でのステレオ録音, 録音技師:Dr Thomas Gallia, プロデューサー:Michel Bernstein, 1977年Auvidis-Astrée.by Michel Bernstein.によりコピーライト登録・同年ASTRÉE:AS 14(当装丁・又はベージュ/黒・又は緑/銀レーベル)にて初リリース, レーベルの色違い(ベージュ/黒・緑/銀レーベル)など存在する可能性があるが順序は不明, これはASTRÉEが英DECCAに製造委託した分でマイナーレーベルはロットごとに工場が異なるのでプレスの種類が多く順番は不詳の為オリジナル・タイプとした, これがASTRÉEの第14号LPと思われる, AS 14は入荷2度目の希少タイトル, 当社ではASTRÉEの価格を適正価格としている, フランスのロクモール・サン・ジャン・バティスト・ロマネスク教会のグランドオルガン使用, ASTRÉEは数種の異なるプレスが混在し順番は不明, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★, ASTRÉEはマイナーレーベル故に自社工場を持たず全て小ロットで発注された為プレスに一貫性・規則性がなく同一番号に複数のプレスが存在し順序の見極めは困難である, その為レーベルは全てオリジナル・タイプ・ジャケットも全てオリジナル・タイプとして表記する

商品詳細:作曲家フランソワ・ロベルデ(1624– 1680)はフランス・パリ生まれのバロック期のオルガニスト兼作曲家。Louis Couperinによって確立されたフランスの多声音楽の伝統の最後の代表者の一人であるロベルデは、4部構成の対位法オルガン曲のコレクションである「フーガと奇想曲」で今日で最もよく知られている。有名な金細工師である彼の父はパイプオルガンを所有しており、フランソワ自身は、フランスで最も有名な作曲家の一人であり、国王のチェンバロ奏者であったジャン・アンリ・ダングルベールの義理の兄弟であった。残念なことに、父ロベルデの事業は次第に衰退し、亡くなるまでには彼はかなり貧しかった。ロベルデは、パリのいくつかの教会のオルガニストであり、特にノートルダム デヴィクトワール教会とプティ ペール教会が有名だった。彼は教師としても知られており、ジャン=バティスト・リュリは彼の生徒の一人だったといわれる。ロベルデの最も有名な作品は、1660年にパリで出版されたオルガン作品の「フーガとカプリース」である。この作品集には 12 の 4 声のフーガが含まれており、最初の 1、2、3、6、8、9 番は、対応するフーガのテーマに基づいてカプリースとペアになるている。4部構成の対位法を特徴とするが、フーガほど複雑ではなく、具体的には複数のセクションを特徴としており、いくつかの二重フーガといくつかのバリエーション フーガが存在する。かなりイタリアの影響を示しており、作品の多くは、ジローラモ・フレスコバルディ、ルイ・クープラン、ジャン=アンリ・ダングルベール、ヨハン・ヤコブ・フロベルジェ、フランチェスコ・カヴァリなど、当時の様々な作曲家のテーマに基づいている。バッハの「フーガの技法」の重要な前身と言われる。オルガンのミシェル・シャピュイ(1930-2017)はフランス・オルガン界の巨匠である。ノートルダム聖堂、ベルサイユ宮殿王室礼拝堂オルガニストを歴任し、フランス古典音楽を極め、その稀に見る即興演奏は神がかり的とまで言われた。軽井沢のオルガンがフランス、クルトフォンテーヌのオーベルタン工房で完成したときの試奏をしたらしい。パリ音楽院でマルセル・デュプレに師事し、1951 年~1954 年までパリのサン・ジェルマン・ロセロワ教会、1954 年~1972年までサン・ニコラ・デ・シャン教会のオルガニストを務め、1955 年~64 年までノートルダム大聖堂へ移り、1964 年からはサン・セヴラン教会の名誉あるオルガニストを務めた。Valoisにバッハ:オルガン作品全集を録音している。ASTRÉEはValoisが1975年に創設したバロック専門レーベル。自動的にこちらでも活躍。これまで録音がなかったロベルデを取り上げ、ロベルデの唯一の録音である可能性が高い。ASTRÉEらしい選曲でマイナーではあるが例によって録音は大変素晴らしく、1970年代ステレオ・オーディオファイルLPとして差し支えないレベル。名録音技師:Dr. Thomas Galliaによる。マイナーオルガン曲の人気は今一つだが、この録音は確かに良い。バッハの「フーガの技法」との比較試聴を是非お薦めする。似たような雰囲気が楽しめる。バッハより61年早く生まれており、バッハが影響を受けたことは否定できないだろう。

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