商品コード:1316-052[COLUMBIA] C.ローゼン(pf) / ドビュッシー:12の練習曲

[ 1316-052 ] Charles Rosen – Debussy 12 Etudes - Livres I & II



通常価格:¥ 4,950 税込

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商品コード: 1316-052

作品名:ドビュッシー:12の練習曲/第1部:1番・五本の指のための練習曲、チェルニー氏に倣って,2番・三度のための練習曲,3番・四度のための練習曲,4番・六度のための練習曲,5番・オクターヴのための練習曲,6番・八本の指のための練習曲 | 第2部:7番・半音階のための練習曲,8番・装飾音のための練習曲,9番・反復音のための練習曲,10番・対比的な響きのための練習曲 ,11番・組み合わされたアルペッジョのための練習曲,12番・和音のための練習曲
演奏者:C.ローゼン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 1009
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---紺/銀音符段なし,センターホール上にLongue Durée □33 1/3 Microsillon,6時にMade in France(ラウンド銀文字),グルーヴガード厚手,表記されたレコード番号:33 FCX 1009,Rights Society:BIEM,(P)なし,Price Code:Ⓐ,スタンパー/マトリクス:LC 3842 A-5N/LC 3842 B-2N (ラウンド小文字スタンパー・EPIC/Pathéタイプ),米国EPIC録音モノラル製造を示すLC***で始まりレコード番号を含まないフランス専用マトリクス使用,補助マトリクス:ラウンドMスタンパー・M6 235768/M6 235768 ,再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない,ラウンドタイプ2種併存のPathéプレス,1960年代スタンパーによる1962年頃の製造分,紺/銀音符内溝・フラット盤存在せず,紺/銀音符段付レーベル・グルーヴガード厚手存在せず,旧番号存在せず,これより古いレーベル存在せず,モノラル最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクスは存在しないと思われる,ステレオ存在する,RIAAカーヴである,EPIC音源の仏COLUMBIA制作Pathéプレス,工場:Pathé Marconi EMI, Chatou,フランスでのモノラル・オリジナル,original for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付ボード(細目紙薄手・ツルツル表面),7時に黒ベース□♬ COLUMBIA,裏文字あり・リブレット存在せず,表記されたジャケット番号:FCX 1009,Price Code:Série de Luxe(記載なし) ,内ジャケに窓なし(窓付き存在せず),背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがモノラルは当ジャケットである),製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris,印刷:IDN - Made in France "Luxétui" - Breveté S.G.D.G.,旧番号存在せず,デザイン不明,棒付厚手ボード粗目ジャケット存在せず,これより古いジャケットは存在せず,フランスでのモノラル・オリジナル,original for mono in Fr.
トピックス:1962年2月ニューヨークでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Jane Friedmann, 米EPIC音源, 米国では1962年Epic Recordsによりコピーライト登録・同年米EPIC:LC 3842/BC 1242にて初リリース, フランスでは1962年仏COLUMBIAからモノラル:FCX 1009(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SAXF 1009(紺/銀音符段なしstéréoレーベル)にて初リリース, 英国では1962年英COLUMBIA:33CX 1849/SAX 2492(SCレーベル)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分モノラル・オリジナル, 録音の少ない練習曲の演奏としては見事な理知的スタイルで技巧は冴える!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:チャールズ・ローゼン(1927-2012)はニューヨーク市の生まれ。ジュリアード音楽院に進学するも、中退してフランツ・リストの高弟だったモリッツ・ローゼンタールの教えを受けた。また、名手ヨーゼフ・ホフマンから最も大きな影響を受けたというヴィルトゥオーゾ・スタイルのピアノを習得したピアニストである。ゴドフスキーやローゼンタール、タウジヒなどの編曲ものを取り上げるあたりにも、そうした趣向が表れている。ローゼンは1951年にプリンストン大学でフランス文学の博士号を取得し、ニューヨーク州立大学、オクスフォード大学、ハーバード大学、シカゴ大学、マサチューセッツ工科大学等でフランス語を教える傍らピアニストとしての活動を継続した。 エリオット・カーターの作品の擁護者でもあり、1980年にはカーターから「ナイト・ファンタジー」を献呈されている。しかしローゼンの演奏そのものは、楽譜情報を重視する客観的なもので、バッハのゴルトベルク変奏曲やフーガの技法などでは、対位法的情報処理の鮮やかさや装飾への配慮を印象付る見事なバランスの演奏を聴かせており、ベートーヴェンやリスト、ショパンと言った作品でも、それぞれのスタイルにふさわしい音楽に仕上げる優等生タイプ。バッハ弾きでありながら近現代曲を得意とするピアニストである。これらは1962年頃の米国EPIC録音で欧州では各国COLUMBIAから発売された。1960年代初頭米国ではドビュッシーのピアノ作品はさほど演奏されておらず、この録音が一つの見本となったことだろう。著述家、音楽学者としても大きな活動を見せたローゼンの演奏はこれら作品の第一人者だったはずである。ローゼンはこれまでに『シェーンベルク』、『ソナタ諸形式』、『ピアノ・ノート』、『ベートーヴェンを“読む"』、『音楽と感情』、『古典派音楽の様式』など多岐に渡る音楽書籍を上梓している文学の博士号を持つ学者である。同時にピアニストとして演奏活動も行う、多方面に才能を発揮する天才型の人格であった。1978年には「ディアベリ変奏曲」を録音し、グラミー賞にノミネートされている。文芸方面でも、1974年にはアメリカ芸術文学アカデミーの会員に任命された。研究者、演奏者としてのキャリアを見事に両立させた、驚くべき生涯である。博学な天才が演奏した事実に触れること自体に意義を感じる。稀代の研究者・演奏家の生涯に触れる一端として、このLPは代表作である。演奏は学研的すぎず、鑑賞としても十分に値する。これほど切れ味鋭い練習力は聴いたことがなく、一種痛快な演奏!

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