商品コード:1316-035n[MELODIYA] K.ザンデルリング指揮/ ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2集(全8曲)
商品コード: 1316-035n
商品詳細:2002年5月に引退したドイツの名指揮者クルト・ザンデルリング。東独生まれだがユダヤ系の為、ナチスを逃れソ連に亡命。1941年にはムラヴィンスキー率いるレニングラードpo.の第一指揮者に。1960年に社会主義体制の整った東ドイツ政府に請われ、ドレスデンsk.ゲヴァントハウスo.の指揮台にも立ち、ETERNAの看板指揮者に。その後西側のポストも歴任した。これはベールに包まれていたソ連モノラル時代の録音。ようやく姿を現したレニングラードの勇姿!クルト・ザンデルリング(1912 - 2011)はETERNAへの録音で有名となったがETERNA録音は1960年に東ドイツ政府に請われて旧ソ連から帰国してからのことで、1960年以前はMELODIYA録音がある。1931年にベルリン市立歌劇場のコレペティートルとして音楽家としてのキャリアをスタートさせたザンデルリングだが、ナチスが勢力を拡大すると、親がユダヤ人であった彼はドイツ国籍を剥奪され、1935年におじが在住していたソビエト連邦に亡命した。同国ではモスクワ放送交響楽団でジョルジュ・セバスティアンのアシスタントとして研鑚を積んだ。1939年にはハリコフ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任した。1941年にレニングラート・フィルハーモニー交響楽団の第一指揮者に就任し、エフゲニー・ムラヴィンスキーの下で更に研鑚を積んだ。このソ連滞在中にドミートリイ・ショスタコーヴィチと知り合い、親交を結んだ。1958年のレニングラート・フィルの初訪日公演では指揮者の一人として日本を訪れた。ソ連時代には特別なポストはなかったものの、比較的多くの録音が行われた。MELODIYA録音は全てモノラルと思われる。
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