商品コード:1316-002[ERATO] H.ボッシ(pf) / クレメンティ:ソナタ集

[ 1316-002 ] Helene Boschi clementi 2 sonatas



通常価格:¥ 3,300 税込

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商品コード: 1316-002

作品名:クレメンティ:ソナタ集/ピアノフォルテのための3つのソナタOp.40~第2番 ロ短調Op.40-2 | ピアノフォルテのための3つのソナタOp.50~第2番 ニ短調Op.50-2
演奏者:H.ボッシ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:EFM 42039
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面2時に無音ヘアラインあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---濃緑白竪琴浅中溝,センターホール上にFIORI MUSICALI,9時にproduction ERAT0 Made in Frnce,フラット重量,3時に Microsillon incassable Longue Durée 33T. 1/3,Rights Society:記載なし,Ⓟなし,スタンパー/マトリクス:EFM 42039-A-L/EFM 42039-B-L (手書き文字マトリクス・ERATO初期タイプ),ERATO FIORI MUSICALIシリーズモノラル製造を示すEFM***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用,Pathéプレスではない,1950年代のスタンパーによる1959年頃の製造分,LDEシリーズ存在せず,FIORI MUSICALIシリーズ専用レーベル,12"存在せず,旧番号存在せず,LDEシリーズ存在せず,最古レーベル・最厚プレスである,更に古いマトリクス存在せず,ステレオ存在せず,RIAAカーヴである,ERATO音源のERATO製作プレス,製造:不明,オリジナル,original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表半ツヤペラ,12時にQualité ERATO FIORI □竪琴 MUSICALI,表記されたジャケット番号:EFM 42039,Price Code:Série Standard ,背文字:なし(初期の証拠),(P)(C)なし,ジャケット裏年号:なし,当社入荷履歴上の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(当ジャケットである),製作:Erato Disques S.A..,印刷:Imprimerie Contensin. Paris,12"存在せず,LDE番号存在せず,これより古いジャケット存在せず,オリジナル,original
トピックス:1958年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1959年頃Éditions Costallatによりコピーライト登録・同年FIORI MUSICALIシリーズとしてERATO:EFM 42039(当装丁)にて初リリース, 12"/LDE番号は存在しない, 様々なレーベルに録音を残すスイス生まれの女性ピアニスト、イレーヌ・ボッシ(1917-1990)のERATO録音・オリジナル!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:イレーヌ・ボッシ(1917 - 1990)はスイス・ローザンヌ生まれ。Wikipediaではエレーヌ・ボスキとしているがローザンヌがフランス語圏であること、名前のHélène がフランス的であること、そしてボスキがイタリア読みであることから判断して、両親がイタリア人でその苗字を堅持してない限りボスキではないと思われる。当社でも一時ボスキとしていた時期はあるがフランス読みではイレーヌ・ボッシ以外にないことから、当社ではイレーヌ・ボッシで統一した。ボッシは、エコールノルマル音楽院でイヴォンヌ・ルフェビュールに師事し、アルフレッド・コルトーの薫陶も受けた。演奏活動と教育活動を並行し、1952年にはアントニオ・ソレールのソナタ集を録音してフランス・ディスク大賞を受賞している。1955年から1965年までフランス国営放送の専属のピアノ奏者として活動。クララ・シューマンのピアノ作品および室内楽の録音を残したほか、1976年にツヴィッカウ市からロベルト・シューマン賞を贈られるなどしている。東はSUPRAPHONからフランス・レーベルまで恐らく10以上の異なるレーベルに録音がある職人のような女性ピアニスト。非常に録音の多いボッシだがLe Club Français Du Disqueまで幅広く録音がある。またボッシはバロックから現代まで幅広いレパートリーを持っている。1950年代から多くのレーベルに入れているので体系をまとめることは困難だろう。ボッシの得意な音楽は何かと考えても意味がないほどあらゆる曲を録音している。フレンチスタイルに近く、そこにややドイツ風のかっちりした要素が混じる独自のものがある。音色の使い方がうまく、綺麗な音を出す。テンポは遅めに取り、穏やかな雰囲気を出す。ボッシのピアノには安心感があり、クセが少ないので、いつ取り出して聴いても満足を与えてくれるピアニストであろう。クレメンティ(1752-1832)のこの録音は1950年代後期の録音と思われ、イタリア人作曲家であるクレメンティを意識してか、チェンバロではなくピアノフォルテのために書かれたこれらのソナタをバロック風ではなく、ロマン派的作品としてのアプローチで演奏している。メイエルのスカルラッティやラモーとは異なる意識を感じる。幅広いレパートリーを持つボッシであるが演奏スタイルは多彩で決して一辺倒ではない。だからこそ、どのような意図で向かっているかは重要な要素となる。クレメンティは約100曲のピアノ・ソナタを残しており、特に1780年代にウィーンとロンドンで書かれたソナタは古典派音楽の交響的ソナタとしてベートーヴェンの先例をなす。実際、ベートーヴェンは、ピアノ曲に関してはモーツァルトの作品よりもクレメンティの方がピアニスティックで素晴らしいと評価している。クレメンティは日本ではマイナー扱いだが奥行きの深い作品たちである。

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